三菱車がカッコ良くなった

ダイムラークライスラーから送りこまれたブーレーがデザインの指揮を取っていた頃の三菱車ときたら、本当に酷かった。

現在アメリカで絶不調なの、全てブーレーの責任だと言っても間違いなかろう。当時、三菱のデザイナーと話をする機会あったが、とても興味深かったです。

あるデザイナーは徹底的に「ブーレーも悪くない」とかばう。こういう人がブーレーをヨイショしたんでしょう。あるデザイナーは「言ってもムダです。絶対的な権力者ですから」。正直に「ここだけの話ですが、そろそろ限界かもしれません」という人も居ました。

デトロイトショーで発表された次期型のランエボを見ると、おそらく反ブーレー派が残ったに違いない。理屈抜きでカッコいいです! 私は三菱らしさもハッキリ表現されていて素晴らしいと思う。もちろん次期型ランエボのデザイン、外から来たデザイナーじゃなく、三菱の人の作品であります。

そういえばデリカD:5も良い。デザイン担当の総責任者が変わるだけで、会社のイメージまで変わってしまうのだから影響力大。ダイハツなどもここにきてググッとデザイン良くなりました。ちなみにブーレーのデザイン、私は最初から酷評したけれど、オモテだって悪口書く人って少数派でした。もしそのメーカーの事が心配なら、早い時期に声を大きくして批判すべきじゃなかろうか。

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