上海モーターショー
中国の特産物であるパクりカーを見たいという軽いノリで上海モーターショーに来たのだけれど、国沢光宏少し感動している。確かにパクりなのだが、クルマに対する愛を感じるのだ。というか、中国人ってみんな猛烈にクルマ好きなんだと思う。考えてみればパクりだって1台丸々クルマを作る以上、手間はそう変わらない。だからこそホンダはパクりカーを作っている会社と提携したんだと思う。しかもウワサほど酷いデキじゃありません。このあたり、中国のクルマを見てきた日本の自動車メーカーの人に聞いてみたら「驚くことにどんどんレベルが高くなってきてます」。特にカローラのパクり(というかトヨタ車のそっくりモデルばかり作っているメーカーがある)は、なかなかのレベル。面白いことにパクることが良くないことだという認識を少しづつ持ち始めたらしく、微妙に細かいブブンの処理変えたりし始めた。とはいえハッキリ解りますけど……。日本の自動車メーカーも半分諦めている感じ。マツダの人など「中国のスタッフから漢字をマネしてるでしょ、と言われ妙に納得しちゃいました」。とにかく面白い! とにかく中国の人はクルマ好きだ! 日本に無くなってしまった熱い魂があります。面白い写真をたくさん撮ってきたので、ベストカー5月10日売り号をお楽しみに!
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