中国のレアアース対日輸出規制、スバルが黄信号。制限されるとハイブリッドのモーターも困る

中国がレアアースと思われる対日輸出規制の強化を発表した。当然ながら供給不足になること確実のため、レアアース価格が急騰している。なかでも自動車業界はハイブリッド車や電気自動車のモーターに使われるジスプロシウムを入手出来ないと困ってしまう。幸いトヨタやホンダなど民生品しか作っていない企業は規制対象外ながら、航空機産業であるスバルは黄信号だ。

ジスプロシウムは”ほぼ”中国産。これを制限されたら規制対象となった20の企業や団体は真剣に困ると思う。自動車産業の場合、上でリンクした通り2010年の危機から準備をしており、長い期間にならなければ何とかしのげる。トヨタなどは2017年時点で4代目プリウスのモーターに使うネオジムの使用量は半分。ジスプロシウムに至っては96%も使用量を減らした。

トヨタの省ネオジム耐熱モーター

でも20の企業や団体にそんな危機感無し! 第2次世界大戦の時に戦闘機メーカーは良質のオイルやオクタン価の高いガソリンが使えると信じていたのと同じ。黄信号のスバルは、制限されたら自動車で使う分を航空機分野に回さなければならないだろうから、やっぱり困る。こう書くと「南鳥島のレアアースガー」みたいなダマされやすいヒトも出てくる。

6000mの海底にあるレアアースを商業ベースに乗せようとすれば最短で10年。10年でも楽観的だと思う。自動車業界はトヨタが2010年からホンキでレアアースの確保に取り組んでおり、難しさを十二分に認識してます。第2次世界大戦前、ホンキでアメリカに勝てると思わされていた日本人とダブる。今回の件、中国を怒らせるのが楽しいヒトがいるんだと思う。

プーチンだって戦争を止めないことを考えれば、自国の若者をたくさん殺して楽しいということなんだろう。ネタニアフもパレスチナのヒトを殺して楽しいらしい。困ったモンです。現実問題としてレアアースは新しい産業にとっての必需品。アメリカだってレアアース無しじゃ20世紀の技術の武器しか作れない。医療を変えたMRIだってレアアース無しだと無理。

抗生剤の原料だって中国に依存している。まぁ我が国がどうなったとしても選挙で代表を選んだんだから仕方ない? 結果、中国に弱点を見切られ、希土類の相場高騰で大儲けさせることになる。10年すれば習近平も我が国の首相も引退していることだろう。私も生きているかどうか解らないです(笑)。将来ある人はジックリ&冷静に考えたらいい。

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3 Responses to “中国のレアアース対日輸出規制、スバルが黄信号。制限されるとハイブリッドのモーターも困る”

  1. アミーゴ5号リリボーン より:

    中国がレアアースの輸出規制を強化
    →他国がコスト高になり生産減
    →他国が中国に対抗規制を実施
    →中国からの輸出減、中国不景気化
    →全世界で、EVの普及停滞
    →全世界が、不景気・対立激化

    つまり、自由貿易の真逆のサイクルが、大国の思惑で回り始めているということ。

    中国は輸出規制、ロシアは戦争、米国は関税ですから、今の大国はろくなもんじゃないデス。

    • 本当に何をしたいんでしょうね。 より:

      当の大国も含めて誰の得にもならない。損得で動く方が変な信念で動くよりまだマシですね。でも、世論はルサンチマンが強い原動力になりがち。みんな不遇になれ。ざまあみろと。自身が幸福になる発想は弱い。

  2. ちゆう より:

    )抗生剤の原料だって中国に依存している。まぁ我が国がどうなったとしても選挙で代表を選んだんだから仕方ない?

    とはいえ、チャイナを調子に乗らせたらどんどん付け上がっていきます。
    出血覚悟でチ民間ャイナ離れしているのはその為でしょう。

    トヨタは流石ですね

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