中国人にアイスを配らなかったBMW、全販売台数の3分の1が中国だった! ヤバくない?
BMWに日本とは違う上海ショックが吹き荒れている! すでに皆さん御存知の通り上海ショーでBMWは外国人だけにアイスを配っていたと、SNSを含むほぼ全てのメディアに取り上げられ、連日激しいバッシングを受けている。当初は動きの鈍かったBMWも「こりゃマズい!」になり何回かマジメに謝罪しているものの、全く収まらない状況。
すでにBMWの不買運動まで起きており、街中を走っているBMWへのいたずら書きなど被害も発生してます。北京で中国を研究している人に聞いたら中国人の中に漠然とした白人社会への反発があるらしい。そして「もはや白人に負けない」という自負も育っており、今まで溜まっていたものが爆発したのではないか、という。中国、自立したいという欲求が育ち始めたのだろう。
日本人は貰えたんだろうか?
驚いたのはBMWの世界販売台数の3分の1が中国だという点。だからビビっている。調べてみたらメルセデスも3分の1は中国。VWに至っちゃ3分の1を超えている。中国市場を失ったらイッキに販売台数下がってしまう。いや日本の自動車メーカーも中国販売比率大きいと危惧している。トヨタこそ中国依存度は20%程度ながら。日産やホンダは3分の1に達してます。
ここにきて中国に於ける日本車の販売台数が明らかに減ってきた。中華思想(中国が世界の文化の中心という考え方)は、日本人の国産愛好精神よりもっと強い。日本の輸入車比率の低さは。国産製品を好む国民性によるものが大きい。中国も上海ショーの情報を調べていると、そろそろ国産愛好精神が目覚めてきたように思える。となると、外国勢の販売比率は今後下がって行く。
このあたりの「読み」を間違えると、中国で大きな損失を出しそうな気がする。各社育成している中国のスペシャリストはどういった流れを予想しているのだろう? いずれにしろ中国との付き合い方を真剣に考える時期を迎えていると思う。アメリカのようにバッサリ切って依存度を下げるというチョイスもありのような気がする。でなければ縮小均衡を図るか、だ。
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私はこの話を見て、中国人にアイスを渡さないコンパニオンも中国人であることがよく理解できないというか、同じ人種なのに何で中国人どうしで、と思いました。
これなら現地スタッフみんながアイス食べちゃいました!のほうが笑って済ませられるだろうに。。。
指示をしたのがBMW本国スタッフなのかもしれませんが、同じ人種間でも壁があるのかとちょっと闇を見た思いでした。
やっぱり欧州本国は金だけ儲ける植民地思想でしかアジア諸国を見ていないのでしょうか。
全方位に向けて「もっといい車を作ろうよ」「EV30車種作ります」とアピールするトヨタに風が吹いてくることを願ってしまいます。
私もアイスを渡さなかったコンパニオンが中国人だったことと、中国でのモーターショーですから、重要な顧客(対象者)は中国人であるはずなのにと疑問に思っています。
どなたか解説していただけませんか?
タダで配る側もタダで貰う側も、いろいろな意味で、大変な時代だと思います。
「只ほど怖いものはない」は、グローバルで通用する諺なのですね。
ナショナリズムが一番怖いですね。戦争に利用されたりします。
縮小均衡あるかもしれませんね。私の経験では希望退職が始まり、自分に自信のある優秀な人から辞めていきます。でも行くも地獄残るも地獄です。そんなことを日本最大の業界でやったらそれこそ日本の自殺行為でしょう。中国でやるならもっと激しく工場閉鎖でしょうか。
いずれにせよそんな会社からは車を買いません。
何回かに分けて謝罪していることが、BMWの失敗に繋がってしまったとの見方もあるみたいです。
初動で失敗(しっかり謝罪せず)し、余計に炎上してしまったのではないかと。
戦力の逐次投入状態になり、中国民意の怒りを抑えられなかった。
しかしながら、これが本当に民意なのか、謎ではありますが。。。
銀座のデパ地下で普段通りに試食をやったら中国人観光客が殺到して大混雑になり最終的に廃止になったように
アイスを無料で配布したら殺到するのは誰だって分かりますから
混雑や混乱を抑えるために中国人と外国人を別けたんだろなと思いますよ。
ただ、もう少し上手いやり方があったと思いますし
会社側のミスですね。
海外では謝罪してからが大変ですよね。非を認めたんだから補償しろ、罰を与えるみたいな。日本のお詫びの感覚とは全く違います。
個人間のやり取りでも、滅多なことでは謝られたことがないし、日本的な軽めのゴメンとかスイマセンは翻訳できないと言われたことがあります。
中国人全員がそうではないと思いますが、中華的思考って独特です。
タダで配るということが基本的にないので、タダで貰えるものは可能な限り確保したいというのが基本としてあるみたいです。
普通だったらモーターショーだからBMWのミニカーとかノベルティグッズにしたいところでしょうが、そんなの配ったら転売ヤーの餌食。
缶ジュースやちょっとしたお菓子も一人で何十個も持っていこうとするでしょう。
賞味期限が非常に短いアイスクリームにしたのは多分そういうこと。
それでも何個も「アイス寄こせ」があったものと推定されます。
中華料理のマナーに「お残し」があります。
全部綺麗に食べてしまうのは「足りなかった」「おもてなし不足」という無言のメッセージ。
「食べきれない程用意してくれてありがとう」「もう十分にいただきました」が食べ残しという行為に表れているとかいないとか。
食べ放題ビュッフェスタイルの食事で食べきれない程料理を盛って、盛大に食べ残して散らかったまま席を立つ、日本では「けしからん!」となる訳ですが、本人たちは中華マナーを実行したまでといった感覚じゃないかと。
話がズレましたが、BMW側は中国人のこういった傾向にある程度対策を打っていたと私は見ていましたが、そもそも何で配ること自体を決定したのかが謎です。
アイスだろうが何だろうが何か配ればポケットいっぱいになるまで要求するのが中国という国。
外国人には基本的にそういう習慣はありませんが、「差別」という世論が出るくらいなら外国人にも「サービスは終了しました」としてしまうか、最初から配らないのが良かったんじゃないかと妄想します。