中国問題はレアアースだけでなくフォトレジストや抗生剤の原料など多岐にわたる問題が吹き出している

イランの大騒乱、当初大手のメディアは全く伝えなかった。最初に「たいへんなことが起きているようだ」と認知したのは『X』の情報だった。Xが常に正しいかと言われると瞬時も迷うこと無く「怪しい!」と答えるけれど、正確な情報も含まれている。何を伝えたいのかと言えば、日本と中国の間にも伝えられていない動きがたくさんある、らしい。

「ちきゅう」は世界屈指の探査船 写真/JAMSTEC

ちなみに日本側にとって一番厳しいのは抗生剤の原料をストップされること。2019年に中国の生産トラブルで入手難になったのを機に、中国以外の国や日本国内で調達するという対策をしているのだけれど、依然として依存度高い。これを制限されると抗生剤不足になってしまう。医療現場からすれば決定的な影響を受ける。世界的に需給はタイト。

日本側は半導体を作るときに必要なフォトレジストの制限をかけ始めた、というウワサも流れている。もちろん中国だって承知。だからこそ韓国を抱き込んでフォトレジストを確保しようとしている。韓国はレーダー照射問題で日本がフォトレジストの輸出制限をしたため、自国で生産を始めている。中国だって戦略的な動きを見せているし、上手。

はたまた我が国は南鳥島沖でレアアースの試掘をしようとしているが、どうやら中国は漁船船団を送り込んでいるようだ。尖閣の時も発端は民間を装った漁船。南鳥島でレアアースを試掘する海域は公海に近いEEZ。昨年6月には試掘海域を中国海軍の空母「遼寧」が進入してきた。EEZ内、南鳥島から12海里の領海を除き、航行についちゃ自由。

我が国も試掘船『ちきゅう』に自衛艦を同行させているという話も聞く。いずれにしろ我が国は第2次世界大戦を見ても解る通り情報入手&分析能力低く、準備だって整えられない。中国との関係を切るのなら、準備期間が必要。短く見て10年は必要。気分でケンカ売るなんて輩と同じレベルです。自動車業界は連日のように中国の動向分析をしている。

中国からの情報をしっかり経営に活かせる企業はダメージを最小限に抑えられることだろう。厳しい想定もしておくべきかと。最も怪しいのはすでに中国戦略を誤っているホンダです。

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