事故厳罰化

交通事故の厳罰化が進む。被害者からすれば当然のことだろう。ただ自動車という乗り物、どんなに注意していてもウッカリ事故はあり得る。警察のゴリ押しだって出てくるだろう。実際、九州で起きた「追突事故で欄干から落ちて幼いお子さんが亡くなった事故」の犯人が捕まった時のアルコール呼気濃度少なかったため、警察は「事故後、水をガブ飲みしてアルコールの血中濃度を急激に下げた」なんて言ってます。そんなこと出来るワケないやろ！　我が国の交通事故を担当する警察官のレベルを考えると、高度かつ冷静な判断なんか絶対無理。実際の交通の流れとあまりに違う制限速度を根拠に「無謀だ」というケースなんかも出てくること間違いなし。今日の被害者は明日の加害者なのだ。だからこそ今まで金銭的な解決さえ付けば、刑事罰についちゃ「疑わしきは罰せず」という解釈を取ってきた。警察をあてにしてなかった、ということ。こら妥当です。厳罰化もいいと思う。その場合、前方監視カメラの装着や、飲酒運転だと判断されたら医師の手による血中濃度の計測など義務付けるべき。逆に客観的証拠を持って冷静に下された判断なら、どんな重い罪でもいい。個人的には殺人罪の適用だってすべきだと考えます。ちなみに自動車メーカーは、うっかりミスで起きた事故に遭遇した際でも、可能な限り乗員のダメージを軽減すべく日夜努力している。技術者の努力を評価し、軽度のダメージなら「厳しい刑事罰」でなく「厳しい賠償」で解決すべきかと。

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