今後ディーゼルエンジンはどうなる?

カーボンフリーやCAFE対応などクルマのパワーユニットは様々な状況を考えなければならなくなってきた。興味深いことに話題にあがるの、電気自動車やハイブリッド、PHVなど。ディーゼルについちゃ無視されている格好。果たしてディーゼルエンジンってどうなるのだろうか? 買いか? 見送りか? 持ってる人はどうしたらいいだろう。考察してみました。

まず「買いか?」という疑問だけれど、私はきっぱり「買い!」としておく。カーボンフリーの2050年まで29年もある! 今新車で買っても29年は乗らないだろう。したがってクルマの寿命まで軽油を入手出来る。はたまた5年とか7年で手放すことを考えたって、5~7年後ならディーゼル車の需要は十分多い。というか絶版人気パワーユニットになってる可能性大。

すでに欧州の自動車メーカーはディーゼルから手を引きつつあり、5年くらいしたら「CAFEをクリア出来る」か「罰則金を上乗せしても欲しいという顧客を持つ」限られたメーカーしか販売していないと予想する。日本でもマツダを除くメーカーはディーゼルに興味無し。マツダしかない、と言い換えても良かろう。マツダだってCAFEのためディーゼルは存続の危機ですが。

一方、ディーゼルのランニングコストの低さはハイブリッドに並ぶ。いや、輸入車の場合、燃費の良いハイブリッドを持っていないため、圧倒的にディーゼルはリーズナブル(日本車であればCX-5のディーゼルよりランニングコスト低いハリアーのようなハイブリッドがある)。BMWやベンツに代表される輸入車のディーゼルなら、今から買っても相当美味しいんじゃなかろうか。

現在持っている人はどうか。ボルボの場合、すでに新車のディーゼルは存在しない(在庫あるかもしれません)。絶版になった。早くも中古車相場は高止まりしており、しばらく下がってこないと予想しておく。私のXC60なども、大柄なボディながらパワフル。それでいて14~16km/Lくらい走る(満タンだと1000km)んだから有り難い。値落ちしないだろうから持っていて損無し!

中古車も「買い!」としておく。輸入車に限って言えば良い条件で中古車のディーゼルが出てきたら、買いだと思う。日本車であれば(=マツダですね)2200ccディーゼルが同じ車格のハイブリッドより安かったらお買い得だと思う。ディーゼル、走行距離のの多い人にとって全てのパワーユニットの中でベストチョイスです。無くなってしまうのが残念でならない。

 

 

 

 

 

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