今日は休日なのでどうでもよい話です。競技やってるとメーカーにおねだりする人が出る件について

私が新しいクルマでラリーを始めると、必ずや自動車メーカーに「私にも乗せろ」みたいなことを迫る同業者など出てくる(笑)。直近ではミライースで参戦しているため、ダイハツ関係者にそういったお願いをしにいく人が出ている。MIRAIで競技に出ているときはトヨタに。WRX S4でやってた時はスバルに。リーフの時も日産に、その前のインプレッサの時はスバルに、です。

その都度書いてきている通り、私は自前です。いっつも修行だ。逆に考えると、ワークスがやっているレベルで競技に出ているように見えるらしい。こらもうプライベーターとしちゃ最高の評価です。もちろんメーカーによってお手伝いしてもらえるケースもある。MIRAIの時なんか、納車された日に全部バラした写真を載せた。驚いたのはMIRAIの開発チームだ。

誰も想定していなかった状況になってる。社内講習を受けた人じゃないとアンダーガードすら外せない内規(普通のクルマなので法規上は整備士なら問題なし)になっていたそうな。広報を通じ「何か問題あったら連絡ください。情報を出します」。WRCドイツにはMIRAIのCEである田中さんが心配で見に来たほど。以後、MIRAIの開発チームの皆さんと大いに修行した次第。

ミライースも同じ。何度も書いてきている通りチーム関係者に「中古車ベースでミライースのラリー車を作ってください~」からスタートした。カイゼンしなければならないことが多く、やっと不具合もほとんど無くなり4月に名義変更です。ミライースで競技に出たい人は、ミライースの中古車を買い通常のラリー車と同じく作ればいい。普通のラリー車よりずっと安い。

皆さんダイハツがフルサポートしていると思っている様子。先日の三河湾ラリーまでは相原さんのミライースも出ると言うことでDスポーツやSPKの方にお手伝いしてもらったけれど、次の唐津は相原さんが出ないと解った時点からエントリー締め切りまで3日間! 間に合うか? 木原さんにコドラを紹介してもらったら、95kgの人が「いいですよ~」。

車重730kgのミライースに87kgのドライバーと95kgのコドラ! これはこれで面白い? サービスは唐津は千葉の日暮さんと愛知のナンケイに手伝ってもらいます。食事作りなど誰かやってくれないものかと、おたずね中。私は楽しければ心置きなく楽しいと書くし、そうじゃなければそれなりになる。ミライース、本当に素性の良いクルマだと思う。

なんで競技に出るかと聞かれたら「走らないジジイは只のジジイだ」です。

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