今週は参院選
今週末は参議院選挙である。民主党に失望したこともあり白票を投じようと思っていたが、活かす方法を見つけました。言うまでもなく国家を立て直すことは今や難しい。1度終わって再生するしかないだろう。むしろ治すための「辛い手術」や「副作用の強いクスリ」より、痛み止めや快適な環境作りをすべきかと。
そんな視点で参院選の候補者を見たら、興味深い人を見つけました。『前田ゆうきち』さんという民主党の議員だ。実績を見て関心しきり。最も「タイしたもんですね」が、駐車場の整備もしないで2輪車の厳格な駐車違反の取り締まりを始めた警察に対し「フザける
な!」と文句付け、大幅な見直しをさせたこと。
少し端折りました。当たり前ながら民主党は与党なので、中井国家公安委員長に”悪代官”の暴挙を陳情。その後、1週間という驚くほど短い期間で警察庁から2輪の駐車違反取り締まりに関する緩和措置の通達が出たのだった。こらもう大岡越前や水戸黄門、暴れん坊将軍的な気持ちよさでございます。
2輪の駐車違反取り締まりが緩和されてから、パーキングメーターに居座る2輪(法的に微妙な判断になる)は急減。高円寺駅の近辺など10%くらいのパーキングメーターが2輪に占拠されていたものの、緩和されてから全く居なくなりました。このくらい実行力のある議員さんが一生懸命になってくれたら嬉しい。
もし今週末の参院選で当選したなら、混雑する国道と併走している高速道路の2区間無料の社会実験などお願いしてみたいと思う。ちなみに前田ゆうきちさんは参院の全国区(個人名を投票する)。どこに住んでいる人でも支持出来る。
支持者が居ない、という私みたいな人はいかがだろうか。
その他、政党を問わず、自動車環境に尽力してくれる候補者を御存知なら教えていた
だきたく。今週中に紹介したいと思います。
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トムスの館社長は、なんか自動車社会のために、みんなの党から立候補してますね。
確かに、日本の行政などは縦割りで、微視的で、あまり解決策や整合性のないままの法律のようなものもあると思います。
駐車違反の取り締まりの民営化のときに少し見直されましたが、それはまではほとんどの道路で駐車禁止でしたが、本来はもう少し一時的であれば道路に駐車しても良いようにすべきのようにも思います。
日本では道路は駐車禁止が当たり前と思ってましたが、アメリカでは違いました。日本でも、法律を良く読むと、基本的には道路に駐車しても良いという考えが見えてきます。(日本は道路が狭いので仕方ない部分もありますが。)
( 労働基準法も読んでみると、現実の労働形態がいかに元の考えから乖離しているか見えてきます。)
ただ、今の日本には、自動車環境よりも重要な問題が、たくさんあるように思います。
国民の皆様には、白票や無投票ではなく、政治家のしゃべり方の好みなどでもなく、政党や政治家が行なおうとしている本質的なところを判断し投票して欲しいと思います。
自民党から民主党になって、だいぶ変化してきていると思いますし、今後も国民がだれ(またはどの政党)を選ぶかによって、大きく変化すると思います。
また、投票後は、あまりしゃべり方などで批判をせず、じっくりと見守ることも必要かと思います。(現在のように、ころころ首相が変わっていては、政策を検討、決定していくこともできず、まともな国になりません。)
( 友人であれば、しゃべり方の好き嫌いで友人を選択しても良いと思いますが。)
パーキングメータにおける二輪の駐輪は完全に合法です。警視庁のWebに一時期、「トラブルが多いので遠慮して欲しい」との見解が掲載されていたこともありますが、それも撤回されております。
国沢先生と同じ、「パーキングメータの二輪の駐輪は違法」との誤解から、駐輪しているバイクへのいたずらや勝手な移動が後を絶ちません。
事実誤認ですから、訂正と、正しい情報の伝達をお願いいたします。
吉村様>以前も書いた通りパーキングメーターを稼働させて駐車させれば2輪も適法です。というか当たり前かと。私が書くべきことじゃありません。高円寺ではメーター稼働しない位置に長時間駐車している2輪が問題になってました。