低コスト車
『iQ』というiQの高いクルマも出てくる中、そう遠くない将来、新興国や発展途上国は低コスト車で盛り上がるかもしれない。『ナザ』というマレーシアの自動車メーカーが3月28日からタイで開催されるモーターショーに34万9千バーツの小型乗用車『フォーザ』を出展すると発表したトコロ、タイで大きく取り上げられているという。どうやら手が届きそうな価格のクルマが出ることを大歓迎しているようなのだ。気持ちはよ〜く解ります。ちなみにナザは中国の『哈飛汽車』というメーカーの技術供与を受けているらしい。どう考えたらいいか? 上海モーターショーで哈飛汽車のブースを見てきたが、まぁ日本車と比べる気にはならないレベル。ちなみにタイで販売されているヴィッツは、1,5リッターエンジンを搭載するモデルで52万4千バーツ(最廉価仕様)。もちろん日本仕様のヴィッツと比べたってヒケを取らないクオリティを持つ。国沢光宏は何が言いたいのか。「フォーザ、全然安くないぢゃないの!」であります。フォーザとヴィッツの価格、大雑把なイメージで言うと「60対100」。エッセとヴィッツの関係をイメージして頂ければよかろう。エッセとフォーザ、クオリティじゃ圧倒的な差。すでにホンダは真剣に低コスト車の開発を進めているらしい。低価格車の勝負でも日本車は負けないと思う。
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日本や中国、台湾からかなりの数の
過走行中古車が流れ込んでいる
タイというかインドシナ半島方面だと
クオリティーなどの相対的な価値よりも
絶対値として安い新車が
うれしいのではないでしょうか。
10万km走ったカローラの二個一を
同じ値段で買うよりは安心できるでしょう。
私のコメント、論点がずれいたようです。
申し訳ございません。