全く根拠もウワサもない話ながら、もしイーロンマスクが日産を買うと言ったらどうなる?
日産を買収しようとする企業の中で最も好適なのはテスラだと私は考えている。もちろん根拠ばかりかウワサすらない与太話だと思って読んで頂きたい。テスラ最大の弱点と言えば「ディーラーを持たないこと」だ。ソフトの上書きで済むリコールを何度も出しているテスラながら、モデル3以降でハードの交換が必要になったことはない。もし機械的なリコールを出したらどうか?
おそらくとんでもないことになります。どこで部品交換しても、自社対応より圧倒的に高い費用になってしまうだろう。さらにクルマは経年劣化するし、板金だって必要になる。今のテスラの規模だとサービス拠点は必ず必要になってくる。かといって新規にサービスネットワークを立ち上げようとしても時間的に間に合わない。コストだって膨大になるハズ。
日産を傘下に置けばどうか? テスラの悩みは全て消える。世界中に日産のネットワークがありますから。ほぼ全てのディーラーに急速充電器を設置してあるためキュービクルなどインフラもある。テスラスーパーチャージャーを追加すればOK。欧州とアメリカ、日本の工場もテスラの生産に切り換えられます。そんな日産の時価総額は1兆5千億円ほど。半分の8千億円でいい。
イーロンマスクの年収(資産じゃ無い)はグーグル先生AIによれば2024年で8兆8千億円とのこと。資産だと68兆円らしい。8千億円でテスラのリスクがゼロになれば安いモンだ。抵抗勢力は日本政府ながら、イーロンマスクが仲良しのトランプさんに「ホンダのカナダ工場を許す換わりに日産を譲ってもらうようイシバに言って」とやれば、許さざるを得ないだろう。
同じくフランス政府に根回ししてルノーが動かせる日産の株式をルノーもフランス政府も納得するコストで買い取ればいい。これだけ日産の発行株数の40.7%になる。残り10%。少し色を付ければ集められない数じゃ無い。ということを書いているウチ、ありそうだと思えてきてしまった(笑)。繰り返しになるけれど現時点でウワサにすらなっていないことですよ。
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日産が、イーロン・マスク配下になる。。。テスラからすると、非常に美味しいプランだと思います。
一方日産側からすると、まず社長以下、幹部・役員は、余す所なく全員クビ。営業できない営業部門は、AIによる電脳化で大幅に縮小。内燃機関の研究開発部門は、全廃、電子・バッテリー部門は、取捨選択されて縮小・統合。販社ディーラーは、販売のAI化と統廃合により縮小。
唯一大事にされるのは整備部門ながら、テスラ向けの高度な修理技術を持ち合わせていないため、こちらも厳しい修行が待っている。。。
更に日本では、テスラはほとんど売れないため、日本での生産は行われず工場も縮小閉鎖。日産を長年支えてきたサプライチェーンは、現行の内燃車種を最後に崩壊。
そして2030年、日産ブランドは消滅。。。などと、最悪シナリオを妄想してしまいました。
自分、結構悪い予感は当たるんですよね。。。
>内田社長「どちらが上、どちらが下ではなく」
これ、そもそも時価総額がホンダの約5分の1の日産側から言うことではありませんよね。
もうその時点から日産は自身の立ち位置をわきまえてないという態度だったと思いました。
経営陣以外の日産の利害関係者については最悪の選択になったような…?
社長自ら「売る車が無い」とまで言ってるのに単独での改善計画の実効性も示せていないですし。
独自に立て直せるくらいなら、こんな状況まで追い込まれてないでしょうから、やはり第三者のテコ入れ無くして現時点で独自再建は厳しいように思えます。
海外勢に買収されたとしてホンダ以上の厚遇をされるのか全く見えません。
むしろ日本のメーカー同士の方が意志疎通はしやすいと思うのですけどね。
どこからの提案も蹴った上で結局経営破綻したら、世界中の今走ってる日産車の部品供給やメンテナンスはどうなるのでしょうか?
株主や従業員もお気の毒です。
例えが悪くて恐縮ですが、親方の乙は子孫の代まで維持出来るのか分からなくなっちゃいますね。
とは言え、そもそも国産車の部品は製造終了後数年で欠品がありますから、メーカー本体が健在かどうかはあまり関係ないのかもしれませんが、メーカーが消滅してしまえば欠品に拍車を掛けてしまうことはあり得ますよね。
日産労組が賃上げ要求とな(笑)。どこ見ているんだろう?大丈夫か?
要求すべきは「クルマを愛する、真っ当なボスを呼んで来い。」でしょうに。
Appleは?
以前マツダがと噂がありましたよね。
やっぱアメリカ企業だとやり易いから
私のイチオシはAmazon
ウルトラcで豊田章男さんがトヨタを辞めて日産の社長になる。
アメリカの独禁法さえクリアできれば日本国内はなんとかなる。
日産の行く末は、日本のみならず台湾やアメリカ等、様々な国を巻き込みそうですが、気配を消している大株主のフランス・ルノーが不気味です。
「笑顔の腹黒策士」と呼ばせて頂いているルノーのスナールさんが、こういう話を黙って見ているはずがありません。
ちなみにネットでは、
・ルノーは、引き続き日産をフォローすると表明
・日産労組は、賃上げを要求
・日産社長はホンダ社長に対して、子会社化は断ったが、技術提携は続けたいと要請
等と流れていました。
裏を取るのが面倒雌鶏なのでスルーしていますが、ゴーン事変のように、この先どの様な展開になるのか全くわかりません。
ただ唯一お願いしたいのが、FM東京のラジオドラマで平均的なサラリーマンをテーマにした「安部礼司(アベレージ)」の提供だけは、絶対に止めないで欲しい。
日産は経営も商品もブレまくっていますが、ここだけは初回から今日までしっかり芯が通っている。おいら、R32スカイラインを四半世紀乗り続けたけど、日産の原点はここに宿っていると思っています!
私はずっとニッサンはホンダより鴻海と提携したほうが良いと思います。鴻海は自動車開発製造の水平分業化をするのが狙いだから、ニッサンも一緒になればこのイノベーションに参加できる。今までのビジネスモデルを単に続けるのとは全然違う。水平分業がすでに進んでいる半導体を例にすれば、2000年くらいにTSMCと提携するようなものです。