内閣府公用車の事故、珍しくEDRのデータを公開してきた。今後、事故防止策のため積極的活用を!
いやいや珍しい! 警察が積極的にEDRのデータを出してきたの、初めてである! 私は何度も自動車事故の際、EDRのデータを開示して事故防止策の検討材料にすべきだと書いてきた。内閣公用車の事故も、衝突時の車速が130km/hで、ブレーキ踏んでおらず、アクセル全開。衝突の2秒前にハンドルを右に45度切っていると発表された。さらに詳細なデータも残っているだろう。
解析キットは持ち運び可能
先日、一般メディアの記者さん達に「自動車事故の際、なんで警察にEDRのデータを問わないのか?」と聞いた。データさえあれば事故の原因は”ほぼ”解るのに、今まで皆無に近い。すると皆さん「捜査に関わる情報は一切出さないので無理!」。その割に普通の犯罪は明確な証拠ないのにアウトラインが報じられる。EDRのデータは100%確実です。捜査と関係ない事実だ。
おそらく一般メディアの皆さんEDRという機能そのものを認識していないと思われる。飛行機事故なら「フライトレコーダーガー」とか「ボイスレコダーガー!」と言うのに。飛行機事故にも言えることながら、データで事故内容が覆ることなどない。「悪人を見つけるための捜査」には影響を与えない。むしろ正しい事故原因を探るため、早いタイミングで積極的に出した方が良い。
公用車の事故、衝突5秒前に100km/hを超え、衝突時にアクセル全開で130km/h。2秒前に右に45度ハンドル切ってるという。速度を考えると事故現場から70mくらい手前になる。交差点に飛び込むタイミングであり、赤信号で前にクルマが居れば避けようとする。暴走始まった時点で意識を失っていればハンドル操作は考えにくい。急転舵ならケイレン。普通の操舵なら意思持って切ってる。
いずれにしろEDRのデータを早いタイミングで出してきたことは今後良い意味で大きい影響を与えてくれるかもしれない。現場で記者さん達が強硬に「EDRのデータは?」とプレッシャーを掛ければ、出さざるを得なくなる。EDRの解析なんか30分もあれば出来てしまう。自動車事故の報道って単なる興味本位の内容ばかり! 事故を防止するための報道をお願いしたい。
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ニュース番組で公開映像を見て衝撃を受けました。
横っ腹に突っ込まれた白のアルファード?があれだけ吹っ飛ぶのだから相当なスピードとは思いましたが、まさか130㎞とは・・・
検証や原因究明において、EDRってすごく重要ですね。
国沢さんの記事を読んでいなかったら、自分はERDの存在すら知りませんでした。クルマ好きの自分でもこの有様なのだから、世間の認知度っていったいどれだけなのかしら?
どこの国家権力が、何故ゆえ、ERDを事故原因究明のために使わなかったのか、追々追究して頂きたくお願いしたいと思います。
(個人的には、国土交通省にのさばっていた中華ハニートラップ党が諸悪の根源ではないかと、勝手に妄想しております。)
今回の事故は大変残念ですが、ERD運用のきっかけになって、今後の事故原因の分析やその予防に繋がっていくことを切に祈ります。