円急騰。株安。中国に於ける日本勢の急落。世界が動き始めたかもしれません

7月10日に161円を突破していた円ドルレートながら、本日152円台を付けるなど円が急騰している。海外からすれば円安で買い得感あった株を利益確保で売る投資家も急増。株式相場は一時1100円以上落ちている。アメリカの次期大統領を見ての動きなのか、はたまた投資でお金を稼いでいる皆さんのネットワークが流れを変えたのか不明ながら、風向き変わるか?

7月24~25日 ForexLiveより

ちなみに今まで円安の理由は「日米の金利差にある」と説明されてきた。確かにお金を運用するなら金利の大きい通貨にすべきだと思う。されど為替が動き出すと、短期間で莫大な利益になります。投資家が1億ドル分の”円”を7月10日に161円で買えば161億円。為替が152円になると、161億円の円をドルにしたら1億600万ドル。600万ドル(9億1千万円)儲かる。

15日間でボロ儲けです。152円で買っても140円になれば儲かる。この繰り返しをされると、今度は円高の終点が見えなくなる。なんせ円は対外債務無し……どころか、世界有数のお金持ちだったりして。借金ばかりの赤字国での為替変動と全く違う。100円を突破するようなことになれば、輸出でウハウハになっているマツダやスバル厳しい。ほぼ現地生産のホンダは痛くない。

というか、マツダやスバル、日産といったアメリカ以外で伸び悩んでいるメーカーは1ドル=160円の為替相場という神風に助けられていた。競合モデルより安く売ることが出来るし、安く売ったって大もうけできる。さらに儲けたドルを日本に持ってきて円に換算したら大笑い。輸出で儲けているメーカーは130円を切ったあたりからガックリ利益率下がるかと。

株安についちゃ一時的だと考える。今はパニックで売りまくっているが、海外からすれば落ちきったあたりで「買い!」。円高方向に行くと、海外勢は株を買っておき、適宜売れば株価の上昇+円高で2つぶ美味しい。私は投資に対する才能ないけれど、相場動けば目利きにとっちゃ好機到来。一般人は損をしないよう立ち回って頂きたく思う。

中国に於ける日本勢の急落も大手メディアが取り上げ始めた。新型コロナ明けから容易に予測出来たことなので、大手メディアのネガティブキャンペーンに踊らされないでくださいね。そんな中、トヨタはランクル250のような高額車を中国での生産を開始した。このカテゴリー、中国勢に対抗馬ない。ランクルの強さは簡単にマネできない。売れると思います。

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1 Responses to “円急騰。株安。中国に於ける日本勢の急落。世界が動き始めたかもしれません”

  1. 高坂洋 より:

    冒頭の円とドル、単位と数字が間違ってますよ。15億6千万円→10億6千万ドル。

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