半導体不足による生産台数減少のため、自動車メーカーのTVCF激減! メディア辛いです

いやいや大変なことになっている! 皆さん最近TVなどでクルマの広告を見なくなったと思わないだろうか? 実は激減しているのだった。なぜか? こらもう簡単。宣伝しても売るクルマが無いからだ。トヨタで見れば納期半年以下のクルマはカローラクロスを除くカローラ系とパッソ、ルーミー、bZ4X、C-HRくらいのもの。大半が受注すら中止している。

シエンタのCMも中断中

他のメーカーはトヨタほどじゃないものの、人気車に限って言えば受注停止中。つまり売るクルマ無い! こうなると宣伝したって意味無し! むしろ消費者庁から「売るクルマないのに宣伝するな」と言われるそうな。当然ながら自動車メディアに対する広告出稿だってガタ減り。ネット広告も出さなくなってきた。広告収入で喰っているメディアはヒジョウに厳しい。

私の場合、自動車メーカーから入ってくるお金はないため全く関係無いけれど、広告で利益を得ているとタイヘンだと思う。こんなところにも半導体不足の影響が出ている。半導体不足、いつまで続くのだろうか? 半年くらい前から取材しているのだけれど、状況は解らない。というか状況解っていたら自動車メーカーの調達担当がすぐ動いて対応することだろう。

ここにきてメーカーによる差が出てきた。トヨタの場合、ノア/ヴォクシー(考えてみたらヴォクシーはグレードの1つになった。まとめるべきかと)は10月に1万4千台くらい納車出来ている。フル生産に近い。それでも納期1年半と言ってるのだからどんだけバックオーダーあるのかって話ですが。はたまたメーカーによっちゃ全く作れない状態が続いているそうな。

納期掛かる状況、どうやら2024年くらいまで続きそう。それまでは自動車メーカー関連の広告出稿がガタ落ちになるため、多くのメディアで厳しいと思う。となると心配なのがメーカーに対する忖度。自動車メーカーにとってぬるま湯は最大の敵だと思う。人間もそうだけれど、叩かれれば叩かれるほど強くなる。自動車メーカーが調子に乗っちゃったら明日は厳しい。

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1 Responses to “半導体不足による生産台数減少のため、自動車メーカーのTVCF激減! メディア辛いです”

  1. CX-60 より:

    納期がやばいことになっている、と言われ始めたのは2年前くらいで、コロナ禍初の夏を迎えるころでした。その頃は、冬を越せば何とかなるという感じでしたが、工場の操業が止まるようになって1年経ちました。
    工場はオーダーのある車を生産できないのに、ニューモデルは出るという変な1年でしたね。すべてのモデルが限定生産のよう。季節家電のようにもくろんだロットを造ったらおしまい、というような感じ。
    まあ、いまは円安だから輸出向けの車を優先に作っていて、いつかは国内にも回ってくると信じたいですね。

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