南海トラフ地震、真剣に1週間は注意した方がいい。本日、クルマは満タンに! 防災バッグも準備を
南海トラフで発生すると思われている巨大地震は東日本大震災と同じ規模が想定されている。モデルになっているのは1707年10月28日に発生した『宝永地震』だ。揺れもさることながら、怖いのが太平洋岸にやってくる津波。古い記録を見ると、最大25m程度の津波だったらしい。当時は港や堤防も整備されていなかったため、台風の被害から避けるべく海の近くにある建物は少なかったと言われている。それでも甚大な死者を出した。
今や太平洋岸といえば、海の側まで工場や住居、港湾施設などある。東日本大震災で受けた被害の10倍以上の経済的な損失を覚悟しなければならないだろう。東日本大震災に於ける仙台港の津波高さは7.2mとなっているけれど、壊滅的な被害を受けている。南海トラフ地震で心配なのは愛知県の海沿いに点在する自動車産業の施設だ。工場など多数ありますから。津波の被害想定は相当よく考えられてます。その高さの津波への対応が必要かと。
ちなみに8月8日の夜、南海トラフ地震の評価検討会の平田直会長と気象庁が緊急記者会見を行ったけれど、内容は示唆に富むものだった。そもそも地震の予知は天気予報と違い、基本的に不可能。そして東日本大震災と宝永地震の前例をしっかり研究してある。東日本大震災の時は、11日の本震の前に9日と10日にM7.3とM6.8の地震が起きた。当時、これを東日本大震災と結びつけることはなく、何の用意もなしに11日の本震に襲われる。
国交省の津波想定モデル
宝永地震の時は10月25日、26日、28日に前震と思われる規模の大きい地震があった。プレート起因の大きい地震の前に小規模の内部崩壊を起こすと言うことなんだと思う。だからこそ今回も「一週間程度は注意が必要」とアナウンスされている。もっといえば、今日か明日、今回と同じあたりでM7前後の地震あれば南海トラフ大地震の可能性は大幅に増えると言うことになります。というか「来る」と覚悟した方がいいと思う。
我が国もタイしたモンですね、と感心したのは、すでに激しい揺れが措定される区間(軟弱地盤や断層のある地域)で鉄道の減速運転を行い始めたこと。政府は相当深刻に受け止めている。新幹線も揺れの想定が大きい三島~三河安城間で一週間程度減速運転するという。震源想定地域の近所にある地震計の揺れを感知したら、即座に減速し危険な速度以下に出来る速度と言うことになるのだろう。もし大きな地震無くとも、予行演習になる。
お盆でクルマの移動が増える時期、私らはどうしたらいいか? こらもう簡単。大きな地震に出会う可能性を想定していたらいい。クルマには数日間過ごせるような防災グッズを積んでおくこと。この時期、寒くないけれど蚊が心配なので蚊取り線香を一箱。そして燃料は今日満タンにしてください。海遊び中に揺れたら避難経路を考えて置き全開に逃げる。近所に高台のない海水浴場は避けておくことを強く推奨します。
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アドバイス等ありがとうございます。
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近所のホームセンター等を巡り、
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(写真の防災キットはどこの出典でしょう?)
nbkt さん 実際に購入手前まで進めたのですが、クーポンを有効にすれば 26,900円の半額で購入できます。
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まさしく国沢さんと同じ事を考えて、緊急備蓄品の買い増し、車のガソリン入れ、玄米10kgや飲料水やレトルト食品と缶詰の買い増しに今から出かける所でした!
昨日の地震、運転中で気づきませんでした。わが家はオール電化なので電気がなければ全てストップ。携帯ガスコンロ、ガスボンベも備蓄してるけど、炭も大量の備蓄してます。キャンプ用コンロもあるので熱源には困らなさそう。電池も備蓄してる。お米も10キロ程度あります。水は、お風呂にためておき入る前にお湯を入れ替えます。心配事があって浜松に兄が住んでいます。浜松救難隊でパイロットしてるので災害があれば偵察や救助に当たると思います。一度離陸したら着陸できないのではないかとか心配です。ちなみにU125に乗ってるみたいです。とにかく備えるしかないですね。