原油ちょ〜高騰
何と! ついにNY原油先物がバレル135ドルを付けた! 半年前なら予想もつかない高騰ぶりです。その流れを受け、東京のガソリン先物相場も本日92円/Lという高値。3月下旬の70円から一本調子で上昇中だ。先物の相場がそのまま価格に反映されたなら、レギュラーの最安値で160円/Lという感じ。平均すると165〜170円になると思う。ただここまで高くなると、もはや頂上は間近。とうてい長く続く数字じゃありません。バレル135ドルなんていう原油を使える国など極めて少ない。逆に高くなればなるほど、バブル弾けるまでの時間は短くなる。もうしばらくの辛抱かと。ちなみにバブル弾けたらリッター50〜60円というレンジに落ち着くと思う。原油バブル弾けた後の頒価は原価+53,8円+消費税+流通コスト。60円なら135円くらいと予測しておく。
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200ドルと言ってる連中が増えてきたので、一旦は天井になると思います。
そのまま原油が落ちれば良いのですが、
1バレル50ドルになるような急落はないと思われます。
というのも、原油先物市場は、為替や日経平均などと違って、流動性が薄い(一日の売買資金量が圧倒的に少ない)ので、
一部のお金持ちの動向でどうにでもなる世界と言われています。
(売買主体も、個人主体の中国株やサブプライム債と少し異なりますし。)
原油を組み入れた投資信託、ヘッジファンド等の短期投機筋がニュースで言われていますが、
ブッシュ&チェイニー石油利権も絡んでいたり、
オイルマネーを失いたくないアラブ系ファンドが上げてる、
と、裏ではきな臭い噂もありますし…。
ただ、思ったより下がらないとしても、為替でカバーできるかもしれません。
他通貨に対するドル安が進めばという前提なので、バブル崩壊後逆に円高になった様な事態になれば偉いことになってしまいます。