国交省、トヨタの3車種に生産開始の許可を与えず。トヨタは静観の構えのため独り相撲(笑)
国交省が「認証不正」と主張する事案でヤリスクロスとアクシオ、カローラフィールダーの生産を停止させていたが、依然として再開許可を出さないという。トヨタ側は今回のミスに対する書類などを全て提出している。問題なければ再開の許可を出すはず。実際、トヨタ以外はOKを出した。どうやら長引く可能性あるらしく、少なくとも8月中の再開はないようだ。
なぜ再開を許可しないのか? もし本当に危険なら仕方ないと思う。ただ大きな問題はないと考えます。アクシオとカローラフィールダーの申請で問題あったのは、歩行者傷害のヘッドインパクトの際、ボンネットにダミーを当てる角度をJNCAP(国交省の外郭団体)用の、より厳しい条件とした。国交省の認証用の試験なら余裕でクリア出来ると思う。そのくらい国交省の役人だって解る。
ヤリスクロスは衝突時にラゲッジスペースに載せる荷物のダミーを認証規格をクリアしていないモノを使った。重さや形状など同じ。これまた安全性について問題ないと考えます。なんで国交省は再開の許可をしないのか? 理解に苦しみます。むしろ長引かせた上、認可したのなら明らかな「嫌がらせ」ということになる。国交省のイメージ、ダダ下がりです。
国交省の優秀な官僚がそんなことを理解出来ないとは思えない。おそらく「誰か」がトヨタを懲らしめたいんだろう。トヨタは「ごめんなさい」と言ってお腹を出すか? 極端な話。豊田章男さんが斉藤国交相にJALの社長のように深く頭下げろということです。これ、考えにくい。かといって国交省と戦う気もないかと。本来なら同じ国益を追求する仲間。殺し合っても無意味だ。
ということでトヨタは静観するだろう。客観的に見ると「無視」です。こうなると国交省としても再開の認可を与える際、遅れたことに対し明確な理由が必要になってくる。正確に書くとトヨタはそんなことどうでもいい。騒ぐのはトヨタ以外の自動車産業関係者。だって理不尽でしょう。いずれにしろ国交省、超カッコ悪い! この際、国益を追求する官庁に生まれ変わったらいかがか?
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愚かな役人に「呆れる」を通り越して「怒り」を感じます。
親方は、国交省のイメージがだだ下がりで、再認可の時の理由説明に苦労するとおっしゃってますが、面の皮だけは異常に厚い役人、カエルの面にションベンでしょう(品の悪い表現ですいません)。
公務員、就職時は国民のため公益の為に働く意思を持って試験に合格します。国交省だけ例外は無いと思います。するとトップの人が私益に走っているのか、もっと上、議員から命令されているかの二つに一つです。
トヨタは国交省に対し 損害賠償請求をするべし。
かつての戦争で、陸軍は海軍と、海軍は陸軍と戦いながら、米中とも戦っていたと聞きます。
自身が公務員として働いて来て、そうだったんだろうと思います。
予算や人員を奪い合い、仕事を押し付け合う。他部署は「敵」です。来年度はそっちに配属かも知れないのに、全体最適という発想はありません。結果は気にしません。今だけです。
そして、管理部門が「頑張ってるアピール」をするには他を叩くの一番です。
こんなことに気付く職員は、概して仕事は出来ますが出世しません。
国交省トップの政治的なスタンスに影響されていると思います。
自動車生産世界一のトヨタが転けたら、日本経済も転ける。
モリゾウさんが社長なら、納品を待っているお客さんのために、頭を下げたと思います
でも会長はもっと大きな視点、例えば国の認可制度のあり方まで見ておられるのでしょう
モリゾウさんの沈黙からは「百年に一度の大変革の時期に、いつまでくっだらないお役人ゴッコに付き合わせるんだ!」と、「こんな得体のしれない制度は、早く変えねば!」という思いがヒシヒシと伝わってきます。
野党は何をしているんでしょうか?「国益に反している」と今の国交省を叩き、裏の「力」を突き止めるべきなのに…。
国交省らは「国民の安全を守るために、巨大企業の不正を叩きました!」なんてアピールしているつもりなんでしょう。その実、内部告発からの内部調査の結果、なんですが。
世論は、トヨタ側にあると想像します。一部メディアも国沢さんのご尽力もあり、国交省の小役人根性的な行動に疑問を呈することも出てきた。国交省とその後ろに居る御仁は世論を読み誤っていると思うんです。
自公連立政権以降、国交大臣は公明党議員からの選出です。
道路・鉄道含む公共交通機関の看板に、ハングルや中国語が目立つようになった事と同じです。
もう、お分かりですよね。