夏休み、2馬力船外機ボートで行動半径拡大を狙おう。洪水の備えにもなるし!
陸海空を制覇してると言えばスリーポインテッドスターのメルセデスが有名ながら、現状は陸だけに留まってます。といったことからすれば現役で航空機を生産し、船外機シェアも6%持っているホンダは日本の自動車メーカーで唯一、陸・海・空のプライベートモビリティ作っている希有な存在だと思う。といっても私のようなシモジモは6億円のホンダジェットに乗れませんが。
だったらホンダのモビリティで最も安価な2馬力の船外機に乗ってみましょう、ということで自動車メディア有志による試乗会を敢行することにしたのだった。試乗コースは夢の島マリーナの私のフネをベースに、砂町運河を台場レインボーブリッジ方向へ向かうというモノ。やってみたら途中で燃料補給が必要になった上、2時間近い修行になるため辰己の水門往復になりましたけど。
ホンダの2馬力船外機、このクラスで唯一の空冷。したがって軽く、クラッチもカブと同じ遠心式。乗り終わった後の水洗いも不要という便利さが受け日本に於ける2馬力船外機で40%のシェア持つ。乗るとエンジンである! なんせエンジンを直接持って操縦する乗り物ってティラー式の小型船外機くらい。走行中、ずっとエンジンを感じてます。ホンダの原点といってよい。
樹脂タイプのボートはバランス崩しやすいため初心者にはすすめず
そして非日常感が妙に楽しい。2馬力のエンジン音を聞きながら穏やかな運河の端っこを走っていると、ニンマリしてきます。水害被害の多い昨今、ボート+2馬力を持っていれば役に立ちそう。はたまた新型コロナ禍で遠出出来ない夏休み、湾内にボートだして釣りをするなんて楽しい。ちなみに2馬力船外機+ボートの組み合わせは23万円くらいから。免許や船検も不要です。
上はレスポンス誌の記事。初めてのエンジン付きボートだという。こういったレポート、読んでいて楽しい。いや、実際に楽しいから気持ちが伝わってくるんだと思う。気に入ればフネの免許取って(2級で7~8万円から)5馬力とかにバージョンアップすればいい。2馬力船外機、大事に使えば手放す時に高く売れます。初めて乗るときは船舶免許の本を読んでルールを知ってください。
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