富士スピードウェイの24時間耐久レースは催行。鈴鹿のスーパーGTは延期。親会社の姿勢ですね
大企業に於ける新型コロナ禍への対応は2つに分かれる。1)徹底的に防御する。2)感染防止策をキッチリ行った上で可能な限り前向きに判断する。興味深いのはモータースポーツ。富士スピードウェイで行われる5月22~23日のS耐は催行。5月29~30日の鈴鹿スーパーGTは延期。親会社の積極姿勢と事なかれ主義を見事に反映してます。ちなみにS耐と同じ日程の全日本ラリーも催行。
モータースポーツ、基本的にチーム以外の人と密になることはない。しかも換気という点で心配の無い屋外で開催される。野球やサッカーなどに比べればはるかにリスク低いと思う。ということを考え、富士スピードウエイは感染防止策をキッチリ行った上で24時間耐久レースを行う。鈴鹿サーキット、感染者出たら誰が責任取るんだ、みたいな話になり「だったら延期にしよう」らしい。
全日本ラリーは地元が開催を希望しているそうな。100歩譲って関係者に感染者が出ても、開催地の住民に感染するリスクは皆無に近い。はたまた地元の医療に負担を掛けるワケじゃない。だったら”人間らしさ”を優先しましょうということなんだと思う。企業で言えばトヨタのようなコンセプトですね。デパートでは高島屋が感染防止策をキッチリ取った上で営業を選んでいる。
これからワクチン接種が行き渡るまでの半年くらい、こういった決断をしなければならないケースは増えて行くだろう。もちろん半年引きコモッていれば新型コロナへの感染は防げる。それでいいのか、ってことです。何度か書いてきている通り最大限の感染防止策を行った上、前向きに活動すべきだと考えてます。もちろん国や役所は全くアテにしないことを強く推奨しておく。
消極策のホンダながら広報は前向き。新型ヴェゼルの試乗会催行です
自分の身は自分で守る以外無し! 興味深い情報を一つ。下のリンクは練馬区の開業医が新型コロナの状況について書いたもの。東京、ここにきて行政検査を大幅に減らしており、感染者数を少なく見せようとしているようだ。オンリンピック開催のためなんだろう。感染者急増して2000人超えとかになったら開催反対意見が爆発的に増えていくでしょうから。
そんな中、アメリカの陸上チームがオリンピックの事前合宿をキャンセルした。アメリカ、成績に影響を与えるほど大きい時差あるため、勝ちを狙うのなら10日間程度の調整必要。それをキャンセルしたということは、オリンピックにアメリカチームが出ない可能性大きくなったということだと思う。賢明な判断です。東京を見ていると感染リスク高いと思われることをしている人は多い。
かくいう私は感染リスクの高いことを避けているが、孫ルートだけいかんともしがたい。逆にこのルートで感染したら運命だと思い、潔く受け入れます。そもそも宝くじ3等100万円が東京都で毎日1000人に当たる、と言われも、私は当たる気がしません(笑)。
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