寛容性を失ったら文化的な国とはいえないと思う。楽しい美味しい韓国レンタカードライブのすすめ
SNSを見ているとここにきて寛容性を失った日本人が増えているようで少しばかり残念。確かに小野田特命大臣の主張通り不法滞在者や犯罪者(粗暴者を含む)、必要以上の保護を受けている外国人は去って貰うべきだと思う。従来政権で相互条約を完全無視して甘い甘い対応をしていた中国への対応も改めなければならない。それ以外は歓迎すべきお客さんであり、日本に利益をもたらす。
久しぶりに応援したい政治家が出てきましたね!
5日間ほど釜山に行き、観光地じゃない地域ばかり850kmほど走ってみた。いろんな意味で考えさせられることばかり。成田から釜山に到着し、タクシーに乗ると音声翻訳機で到着時間やルートなど丁寧に説明してくれる。釜山のホテルは日本語が出来るフロントだった。晩ご飯を食べた韓国料理屋さんでもワインバーでも、全く韓国語を理解しない私で何ら困らない。
レンタカーは全長4.9m×全幅1.9mのサンタフェHV
翌朝、レンタカーを借りに行く。日本人でレンタカーを使う人はほとんどいないそうな。受付の若い男性は2人とも片言の日本語を使えるので問題なく手続きできた。日本で言うETCはプリペイドカードを入れてくれた。木補という260kmくらい離れた場所に向かうのだけれど、純正ナビが優秀! 解りやすい英語で、至る所にあるスピード取り締まり場所を全て教えてくれる。
全国至る所に急速充電器がある
高速道路だけでなく、途中、あえて一般道も走ってみたが、韓国全土のカメラをカバーしている感じ。ちなみに皆さん制限速度をキッチリ守っている。韓国人なら日本でクルマを運転しても無謀なことはしないと思う。ETCはゲートすらなく通過するだけで課金されるため便利。私のWebを読んでいるような人なら、韓国でレンタカーを利用しても右側通行に慣れれば十分運転出来る。
こんなにたくさん飯屋があって大丈夫か、と思う
道路事情は日本を完全に凌ぐ。高速道路こそ100km/hながら、一般道は幹線が80km/hで基本的に信号無し。2級道路もしっかり整備されており快適。地図だと一本線表示になるローカル路線だって全幅1900mmのクルマがストレス無く走れる。途中、景観の良い場所には居心地の良いカフェなどあります。昼食は赤い食べ物が多いけれど、海の近くなら必ず新鮮な海産物を楽しめる。
木補のホテルの近所はこんな感じ。どこでも食べても美味しい
釜山2泊。木補。麗水。巨済と5泊したホテルは全て余裕あり、釜山以外は日本人ばかりか欧米や中国人すらおらず。毎日歩いてホテルの近所の韓国料理屋さんまで行って晩ご飯を楽しんだが、これまた韓国語解らなくてもスマホで何とかなる。韓国メシ、旨いです。なぜ皆さん親切なのかといえば、お客さんだからだ。まともな人間ならお客さんを歓迎する。楽しんで帰ってもらいたい。
地方都市でも燃料電池バスや電気バスが普通に走っている
ただタチの悪い客は別だ。どこの国だって「とっとと帰れ!」だと思う。意外なことに韓国に於ける日本人のイメージは悪く無い。出会う人出会う人、程度の差こそあれ、悪く無い‥‥どころか積極的に良い。私は台湾やタイ、ブラジルなどが親日国だと思っていたけれど、礼儀正しくしていれば(丁寧な対応くらいでOK)、韓国もTOP3くらいに入ってくるかもしれません。
4日間で853km走って残走行可能距離198km! 燃費良い
もし機会あったら韓国に行き、レンタカーでドライブしてみて欲しい。改めて「外国人との付き合い方」を考えることだろう。しかも日本の観光地より空いている。今回は天気に恵まれ紅葉も堪能出来ました。釜山市内のホテルから乗ったタクシーの運転手さんが極めつけだった。「日本人ですか?」と聞かれ「そうです」というと、ずっとスマホ経由で日本の話。
海沿いのカフェのテラス席
40回くらい行ったそうな。外国に行くと自分の国との違いを考える。韓国はすでに日本と同等の物価であり、社会インフラは抜かつつある。燃費の良いハイブリッド車があるし、高層住宅ばかりなのに電気自動車が多い。地方都市でも燃料電池バスや電気バスが走っている。小さな島にも立派な橋が架かっている。相当の「負けた感」を味わいます。
だから頑張ろうと思う。外国との付き合いはパワーになる。
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なるほど、まさに「百聞は一見にしかず」ですね。
あいにくまだ韓国に行ったことはありませんが、私が自宅近くの小料理屋で時々お会いする韓国人夫婦(単独または二人で飲みに来ています)はとても良い人で、お互いにカウンター席で話が弾みます。
相互理解って大切ですよね。
なぜか、日本人ってプライドが高いのか?負けを認めたがらない傾向があるような気がします。最近、観光業が厳しそうです。マナーを守る外国人の方もたくさんいらっしゃいますが、外国人は出ていけ!みたいなSNSの投稿が多過ぎて…。ストレス溜まってる人が思いつきで投稿してるような気もします。これが日本人の現状なんてしょうね。お客様を大切にし、困っている人には寄り添える日本人になりたいと思っています。なれるかは分かりませんが。
国沢さんの記事はどれも面白いですが、今回のようなクルマを軸とした旅行記も最高です。残念ながら日本人の韓国嫌いの風潮はすぐには変わらないでしょうが、下に見るのはやめた方が良いですね。私はよくアメリカに行くのですが、そこで実際に走っている現行の韓国車はどれもカッコイイです。買いたいな、思うくらい。日本のイメージを背負っていると意識し、旅先で人々に丁寧に接すれば現地の人もそのように返してくれます。そういう時は本当に気分が良いですね。
人生のすべてをかけて海外移住するほどのバイタリティを持つ人間は、単に安全であること、食べ物が美味しいこと、人が親切であることだけでは、その国を選びません。30年前ならまだしも、現在の日本は、優秀な外国人が自発的に目指す対象とは言い難い状況です。現状はまだ低スキル労働者が来てくれますが、将来的にはそれすらも不確実です。
歴史を振り返ると、国家の力が低下し国民が自信を失うと、まず外国人に対する敵意が芽生えることが確認できます。たとえば、第一次世界大戦後のドイツでは経済混乱の中でユダヤ人がスケープゴートにされました。世界恐慌下のアメリカでは、メキシコ系やアジア系移民が強制送還されました。そして今の日本も同様の心理的傾向が見られると考えられます。
1990年代前半、日本は「ジャパニーズ・ドリーム」と称され、世界一の経済大国として自信に満ちていました。当時は「ここが変だよ日本」のような番組が作られ、日本人は外から見た自分たちの姿を知る余裕がありました。しかし、失われた30年(もうすぐ40年)を経た現在、日本のテレビでは「日本すげー」「世界に誇れる○○」「外国人も感動!」といった、自尊心を慰めるような番組が目立ちます。
こうした番組で取り上げられる外国人は、極めて少数の(ほぼ白人+日本文化好き)に限られます。一方、ニュースでは「外国人による犯行」の報道が多く、現実の外国人像とのギャップが際立ちます。実際の在日外国人の多くはアジア系の低スキル労働者であるため、このギャップが日本人の不寛容感を助長していると考えられます。
私はそれほど海外旅行の経験は多くないですが、トルコ、ギリシャ、台湾ではとても親切にしてもらいました。
特にギリシャでは道に迷っていると地元の人の方から「何かお困りですか?」と声をかけられ丁寧に道を教えてもらったり、バス停でバスのチケット売り場を探していると(ギリシャでは乗車前にチケットをキヨスクなどで買う)、発車時間待ちのバスの運転手がチケット売り場までバスに乗せて行ってくれ、チケットを買うまで待って、また元の場所まで送り届けてくれました。
韓国から日本に働きに来ている人たちとは何人か一緒に働いたことがありますが、皆さん礼儀正しい人ばかりですね。
儒教の国だからでしょうか、年上の人に対してとても礼儀正しいです。年下の人に対しても礼儀正しいのか興味がありますが。
日本は住みづらくなり、笑顔が失くなりましたね。
田舎道をドライブすると、その国の豊かさが分かりますね。韓国行ってみたいです。