川崎のミニバン事故、車両には車線はみ出し事故を防止するための機能が付いていた
川﨑でミニバンが対向車線を越え、自転車と衝突して2人亡くなるという事故を起こした。普通、事故現場の状況を見たらおおよその原因を推測出来るのだけれどこの事故、入手可能な全ての画像や状況を見ても予想付かず。運転者も50歳代ということで、しかも普通に歩いていた。すると驚いたことに「インコとジャレていた」。おそらく相当の時間、前を見ていなかったと思う。
気付いたのは最初の衝撃(自転車だけでなくカベにも擦った跡がある)だったろう。その時点で状況を認識出来なかったか、衝撃でブレーキ踏めなかったなどしてさらに衝突を繰り返している。こんな事故が起きるなんて推測も出来ない! インコを病院に連れて行くため、前途ある2人の命を奪った。悲劇でしかないと思う。「行ってきます!」と出て行った人が帰ってこないのだから。
防ぐ方法はあるか? 事故を起こしたミニバンは車線を越えると警報鳴ってステアリングに振動出し、さらに車体を車線内に戻す入念な安全システムを標準装備している。つまりこの手の事故が起きないようになっていた。車線をはみ出す角度が大きかったのか、それともコーション出ないようにしていたのか不明ながら、とにかく現時点でベストと思われるシステムでも事故を防げず。
いくつかの自動車メーカーが「事故ゼロを目指す」という目標を掲げている。その中に「インコとジャレていた」(犬なども考えるべきかと)という人為的なミスまで含まなければならないということ。ただドライバーの目線を追いかけるシステムは有効だと思う。今回の事故も目線を追いかけており、その状態で車線をはみ出したらブレーキ掛けたりするようにすれば何とかなりそう。
とはいえ機能しないようスイッチオフされたらいかんともしがたいです。
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