我が国のスポーツ界は世界で存在感を見せるようになってきたと思う。素晴らしい!

オリンピックが始まった。最近の我が国のスポーツ界、素晴らしいとしか言えない。書きたいことは山ほどあるけれど、現在最も印象深いのは柔道の阿部詩選手の敗戦。普通、負けは負けだ。「かわいそうに」と思う。されど詩選手の悔しがり方は、今までどんなスポーツでも見たことがないレベルだった。「かわいそう」でなく「よく頑張った!」。金メダル以上の価値があった。

おそらく私だけじゃないと思う。柔道会場、皆さんスタンディングオベーションです。詩選手じゃなければ、あの悔しがり方は逆にしらける。詩選手だからこそみんな感動した。なぜかといえば、世界が認めたからだ。我が国のスポーツ選手、世界レベルが次々と出てきている。大谷選手なんか全米で一番話題を振りまいている。嬉しいことに人格者なので、日本人の誇りです。

WRCのTOPカテゴリーでポディウムに乗れる選手は世界で15人ほど。その中に日本人が入っており、しかも人気。WRCファンで「タカ」を知らない人はいない。F1ドライバーだって世界で20人しかいないが、日本人の存在感を出せている。角田選手も表彰台に登れる実力を持つ。これだけ多くのジャンルに選手を送り込めるの、アジアだと日本だけ。

もちろん思った通りのリザルトを残せない人もいる。皆さん「ごめんなさい」と言う。謝る必要なんか無し。むしろ普段応援できずごめんなさいね、とこちらが謝りたいところ。悪いのはお調子者のメディアである。「勝てる勝てる金メダルだ!」と無責任に大騒ぎして期待を持たせる。もう少し等身大の実力をスマートに報じられないものだろうか。

 

最近もう一つ心が温まったのはスーパーフォーミュラーの開会式に於ける瑤子様の御挨拶。様々なVIPの挨拶に接してきたけれど、瑤子様のお言葉は素晴らしかった。私、ファンクラブがあったら入りたいほど。クルマへの愛が溢れてました。さすが様々な文化を愛でていらしたひげの殿下のお子様です。これからも自動車業界を見守って頂けたら嬉しい。

オリンピックといえば、素晴らしい演出があったことを思いだした。上はRIOのオリンピックの開会式に流した「次の開催国」の紹介動画です。どうしてこの動画の内容を東京オリンピックの開会式でやらなかったのか不思議でならない。我が国はいろんな横やりが入ると、どんどんつまらなくなっていく。世界レベルの能力を持つ日本人の個性を活かせば素晴らしい国になると思う。

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2 Responses to “我が国のスポーツ界は世界で存在感を見せるようになってきたと思う。素晴らしい!”

  1. 裸の将軍 より:

    youtubeで
    「瑤子女王殿下のご挨拶 第1回瑶子女王杯 全日本スーパーフォーミュラ選手権」
    で検索してください、上の方にあると思います

    失礼ながら瑤子女王を存じ上げませんでした
    ほんとにユーモアのある御方ですね

  2. yajio より:

    Jsportsのオンデマンドで、スーパーフォーミュラ 2024 第4戦 富士スピードウェイ 決勝の模様が開会式から見ることができますよ。
    最初は皇室の挨拶はたいしたことがないと思っていましたが、炎天下の中、今までにない素晴らしいスピーチで感激しました。

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