技術競争
IIHSで行っているスモールオーバーラップ衝突評価の結果がまとまって公表された。やっとトヨタも対応出来るようになったらしく、新たな車種での『不可』評価無し。RAV4が最後の不可になるかもしれません。ただ見事に『優』無し! 例えば日本車の得意分野であるスモールカーの評価を見て頂きたい。
マツダは新型アクセラがテストの対象になっており、しっかり『優』評価。2012年に発売されたシビックの2014年式も『優』。インプレッサとXVも
『優』。なのにトヨタはプリウスのスモールオーバーラップ対策した2014年式のプリウスとサイオンtCの『良』が最高で、2014年式の新型カローラについちゃ『可』。
トヨタのことだから『優』を取れるようになったら全て横並びになるだろうけれど、大幅に出遅れてしまっていることが浮き
彫りになった。いかに大きな判断ミスだったか、よ〜く解ります。自律自動ブレーキも同じ。軒並みマイナーチェンジレベルで対応してきているのに、トヨタは
ハリアーのような新型車でも対応出来ず。
しかし! ライバルメーカーは油断しちゃアカンと思う。自律自動ブレーキで出遅れた日産が妥協しなかった。簡易式を採用せず、ノートでも80km/hまで稼働し、さらに歩行者も感知出来るタイプを採用。おそらくトヨタの自律自動ブレーキも30km/h以下でしか稼働しない簡易式じゃないと思う。
日産が軽自動車にも80km/hタイプを使うとなれば、スズキやダイハツはイッキに劣勢となるし、ホンダなんかフィットすら簡易式。イッキに遅れてしまう。
ナニが言いたいのか? やはり技術って切磋琢磨。油断しちゃイケナイ。ユーザーは常に情報を入手し、新しい技術のクルマを買うべきだと考えます。
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