損保ジャパンの『故障運搬時車両損害特約』は輸入車の電動化車両に適用されるか?
輸入車の電動化車両は保証期間終了後にインバーターなどが壊れたら資源ゴミになると書いたら「損保ジャパンの故障運搬時車両損害特約はクルマの故障もカバーしてくれるのでは?」というコメントを貰った。なんでも車両故障にも対応してくれるという。「ホントか?」と思って調べてみたら、確かにありました。走行中にエンジンブローなどしたら100万円まで保証してくれるそうな。
詳しく条件を調べると、バッテリーなどの消耗品は対象外になっている。ただインバーターのトラブルに代表される電動化部品の故障についちゃカバーしてくれるようだ。VWのDSGも支払い対象。VWの乾式DSGに乗っているなら、とりあえず入った方がいいかもしれません。ちなみに特約を作られるのは100万円以上の車両保険に入っていることが条件。そらそうだ。
「これはいい!」と思い、さらに詳細をチェックしていくと、保険料算出の基準が出てくる。下に条件を並べておく。簡単に言えば、長らく事故を起こしていない20等級の契約で、ゴールド免許の優良ドライバーなら安価ということです。ただ事故と故障は違う。むしろ車種で掛け金を変えるべきだと考えます。このあたりは複雑で解りにくい。
・保険種類:THE クルマの保険
・用途車種:自家用普通乗用車(料率クラス 車両:7 対人:7 対物:5 傷害:5)
・等級:20等級 事故有係数適用期間:0年
・年齢条件:35歳以上補償
・記名被保険者年齢:35歳
・使用目的:日常・レジャー使用
・記名被保険者の運転免許証の色:ゴールド
・自動車の初度登録年月:初度登録年月の翌月から起算して経過60か月
・新車割引:なし
・対人賠償・対物賠償:無制限(自己負担額:なし)
・車両保険:一般条件(自己負担額:0-10万 車両保険金額:150万円)
・人身傷害(入通院定額給付金10万円):無制限
・払込方法:口座振替(12回払)
損保会社でなくインポーターが保険システムを作るべきだと思う。インバーターが壊れて100万円掛かるとしよう。1台の保険料1万円として1000台加入者が居たら1000万円集まる。1000台に1台しか壊れなければ900万円儲かる計算。保険料5000円だって400万円儲かる。逆になぜ保険システムを作らないのか不思議でならない。100台に1台壊れるなら保険料をもっと上げればよかろう。
100台に1台壊れるクルマに保険無しで乗るなんて冒険です。
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