新型アクア、良いクルマなのに売れ行き伸びず。国内販売どうしちゃった?

新型アクア、試乗してみたらとっても良いクルマでした。漏れ伝え聞くところによれば評論家以上にウルさいモリゾウさんも「いいね!」したとか。バランス取れていて良いコンパクトカーだと思う。けれど売れ行きイマイチだという。先ほど納期をチェックしてみたら、ヤリスもヤリスクロスもハイブリッド車だと来年2月なのに、アクアは10月上旬。確かに元気なし!

なぜか? 調べてみたら「なるほど!」。営業部門、全く仕事していないという。以下、トヨタ内部からの不満です。新型アクア、キッチリと宣伝して欲しいと開発部門は依頼したのに、営業部門が「ウチのクルマは黙ってても売れるから大丈夫!」と相手にしなかったそうな。広報部門も「いろいろやりたいんですけど国内営業の腰が重いんですよ~」。試乗会だって無し!

広報部門、良いクルマなのでぜひ乗って欲しいということで、先日試乗。なるほど良いクルマだと納得。でも宣伝してないから皆さん新型出たことを知らない。デビュー時点から何度もお披露目や試乗会をやったヤリスと比べたらメディアの露出だって少ないです。宣伝もランドクルーザーの方が多いくらいだ。さすがのトヨタを持ってしても宣伝や広報活動無しじゃクルマが売れないと解った。

新型車を認知してもらおうとすれば最初の3ヶ月が勝負。とても良い新型MIRAIだってその期間をスルーしちゃったから、すっかり話題にあがらなくなってしまった。新型アクアもソコソコ売れるだろうけれど、先代みたいにド~ンとは売れないんじゃなかろうか。インチキ車検といい、私の知人のアクア10万kmで走行用電池交換の件といい、トヨタの強味だった営業部門がダメになった。

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