新型シビック、乗って「このクルマいいね!」と感じた理由が解って納得!

3つの異なるパワーユニットを搭載した新型シビックの乗り比べをした。以前、動画でハイブリッドを紹介した際「凄く良い!」と感じてレポートしたのだけれど、その時は「なんで良いのか?」という技術的なロジックが解らなかった。ホンダ、最近技術の説明をあまりしない。今回、ジックリ聞いて「なるほど!」。当たり前ながら「良い」にはキッチリ理由があります。

白い噴気は中岳

まずステアリング。何とレヴォーグや新型エクストレイルと同じWピニオンでした! タイプRだけかと思っていたら、全てのシビックがステアリングフィールを圧倒的に改善させるWピニオンとのこと。コスト高になるためCセグでの採用は世界的に見ても珍しい。そしてボディ剛性を高める接着構造も採用されていた。ガッシリしたボディにWピニオン、そりゃいいですよ!

ハイブリッドのブレーキは、驚いたことにトヨタと同じ100%のブレーキbyワイヤを採用していた。先代のホンダ式ハイブリッド、回生能力低い簡易式。なんでブレーキbyワイヤだと思わなかったのかといえば、ブレーキフィール良いから。詳しく聞いてみたら、トヨタの新しいハイブリッドと同じく蓄圧タンク無し電動ポンプ式でした。これもお金掛かる。

タイプRで20年振りくらいにオートポリスを走ったのだけれど、まぁ楽しいの何の! コースレイアウトなんか忘れており2ラップしかアクセル踏めなかったものの、2分13秒台後半。名手谷口信輝さんが2分11秒フラットだというから、あと5ラップくらい走ったら1秒落ちくらいのタイムが出るかもしれない。そのくらいタイプRって乗りやすいのだった。買った人は幸せになれる。

バックは地熱発電のポテンシャル大きいくじゅう連山

今回初めて一般道でもタイプRに乗った。飛ばさなくても楽しい。文字通り意のままに走ってくれる。デザイン以外、ダメ出すブブン無し! 圧倒的に良いクルマだと思う。本日、激しく天気良し! 下を見て10回くらい阿蘇に来ているのだけれど、最高でした。上は地熱発電のポテンシャル激しく高いくじゅう山系。阿蘇の外輪山からこんなキレイに見えるのね!

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外輪山からは九州第2の高さを持つ祖母山や高千穂、霧島連山まで見える! 熊本空港にアプローチする時なんか遠くに開聞岳! そして内輪山がハッキリ見えた。いろんなトコロに教科書のお手本のような火口ある! 一番手前の火口、素晴らしい! いやいやラリージャパンを控え連日バッタバタながら、ノンビリしました(その分、前後に激しいしわ寄せ!)。

メカニズムを知らずにホメてる動画

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4 Responses to “新型シビック、乗って「このクルマいいね!」と感じた理由が解って納得!”

  1. 平丸 海 より:

    ステアリングのWピニオンは先代からですね。

    ブレーキのバイワイヤは実質の先代であるインサイトもそうでした。というかi-DCDの先代フィットあたりから、ホンダのハイブリッド車は全てブレーキバイワイヤです。
    ちなみにトヨタの蓄圧式とは違って、ホンダはモーターで直接加圧するので電動ポンプ式というのもちょっと違いますね。最近のトヨタの電動ブースター式ともちょっと違います。

    すべて本とかホームページまで読みにいけば書いてあるんですけど。アピール不足なのかな。

    • MOTT より:

      平丸 海様
      念のためホンダに確認したけどやはりFIT HVなどと基本的に違いなく同じブレーキシステム(電動サーボブレーキ)ですね。もちろんアキュムレータはなし。

  2. タカハシナオエイ より:

    今度のシビック、デザインは悪くないと思いました。先代がガンダム風と言うか、少々オモチャっぽかったので、スッキリとしてアウディに近づいたような感じがします。(まだまだ届いてはいないですけど。)
    問題は価格がCセグメントなのにDセグメント並みなことでしょうか。
    高い理由は納得ですが、日本の消費者にそれが伝わるでしょうか?日本はデフレで収入も横ばいか右肩下がり。
    純NAエンジン車で価格を抑えた仕様が有れば良いのですが、燃費規制もあり難しいでしょうか。

  3. 佐藤 より:

    ホンダさん、DCTやめてよかったですね。
    https://twitter.com/hm102/status/1586606305229570049?s=46&t=d2Us8ezgnKvMHm7OgasDFA

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