日本だと2万3500円するキャリア、タイだと1800円で頑丈なヤツが買えます!
9万9800円で買ったベトナムカブWaveアルファ110は素晴らしい近所の足になってくれているのだけれど(直近だと新型エンジンになったモデルが15万9千円)、お買い物したら荷物積む場所無し! いっつも困り果てる。そんじゃ、とリアキャリアを探したら2万3500円くらいする。9万9800円のバイクに2万3500円のキャリアを付ける心の余裕なんか私にゃ無い!
ネットで見ていたら、どうやらタイ仕様のWave110用キャリアが付くようだ。タイに行く喜多見さんに御願いして買ってきて貰う。価格は450B。1バーツ4円として1800円です! いいね! しかもメチャクチャ頑丈な作り。早速取り付けようとしたら、尻下がりになってしまう。そこで2つ並んでいる取り付け穴の後ろ側にワッシャを入れてたらバッチリです!
ちなみにベトナムに行けば専用品もあって同じくらい安いという。東南アジアだとここにザブトン敷いて1人乗る(シートに3人なので4人! 子供混ざると5人ですね!)。そんなことからゴツい鉄材で作られてます。とはいえバイク後端だけに重いモノを乗せるとスタート時にウィリーしちゃう。ハンドリングにも問題出てくるのから軽いモノにしておくこと。
仕上がりはこんな感じ。文句無し! キャリア単独で使うのもいいけれど、やはりGIVIのTOPケースでしょう。ということでTOPケース用のマウントを汎用のアタッチメントで取り付けてみた。シートは後端からハネ上がるタイプなので干渉しないギリギリ前にセット。ボルトが飛び出しちゃってカコ悪いけれど、このブブンは隠れるのでカンベン。
ベトナムカブ、シート開けてもヘルメット入るスペース無い。いっつも持って歩いていた。そこでヘルメットの入るGIVIの43(背もたれなどフルオプション)にしてみました。円安にも関わらずGIVIは品質の割にリーズナブルだ。バイクのサイズを考えたら少し大きめながら、大は小を兼ねる。コンビニで買ったくらいの荷物なら余裕。雨具を入れておくのもいいし。
これでバックミラーとオールテレーンタイヤ、キャリアがノンオリジナル。夜、ガレージでバイクいじりしていると楽しいです!
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記事を読んで、アニメの「スーパーカブ」を思い出しました。
さすがにお爺相手には胸キュンしませんが、何歳になってもお金をかけずに工夫して、自分なりにカスタマイズするのは楽しいですよね。
ベトナムでは年式不明、おそらく30年ほど前のカブ70が現役で走っています。90はよく知られていますが、日本にも70があったのを知る人は少なくなりました。
距離計は壊れて不明、Fブレーキシューは擦り切れてまったく効かない。持ち主に聞くとRブレーキだけで通勤に使っているとのこと。それでもチョークなしで常にキック一発。持ち主はチョークの存在を知りませんでした。温暖なベトナムならでは。
カブは偉大なり。
すげえ円安レートだ!なんて話じゃなかった!
原価いくらか気になるけれど、たっぷり利益が乗ってますねー。
まあうちの会社の製品も割とたっぷり利益が乗っているのですが、たっぷり利益が取れる付加価値も考えにくいのにというのが気になります。
アニメ「スーパーカブ」を連想する、わかります。
小説の原作では主人公の小熊は女子大生に成長し、新種のメロンを長野から東京へ弾丸運送したり、東京のバイク便でバイトして活躍したりと逞しくなっています。
一見非力で社会に埋もれそうな1台と一人の女の子ですが、実はしたたかで工夫次第で思いがけないパフォーマンスを発揮するところとかスーパーカブもベトナムカブも共通している部分だと思います。