日本で初めての市街地レースが開催されました! コレはありです絶対!

島根県の江津という街(東京から時間的に最も遠い街で有名)で市街地レースが行われる、と聞いて驚いたのは1年くらい前のことでした。レーシングカートということだったので見に行こうと思ったほど。その後、出てくる話はショッパイことばかり。規模が小さくなり、車両もレンタルカート。追い越し禁止箇所もあるという。何だ。遊園地のゴーカートの延長戦なのね、と思った次第。

開催間際になっても同じだったので興味を失っていたのだった。ところが、でございます! 日曜日の昼からユーチューブで行われた生配信を見て「あらま!」。スタートこそ何の演出も無く、あっという間に走り出す。けれどその後が凄かった! ガチンコ勝負である! 3ワイドでコーナーに飛び込んだり、スピンしたり。ドライバーも関口雄飛選手など出ていてレベル高い。

市街地という風景だって素敵だ。日頃親しんでいる商店街や交差点などでバトルしている! レンタルカートということだったが、ビレル製の本格派。なかなか元気! 内容は最近人気の汎用エンジン搭載するバンパー付きであるものの、ストレートでもけっこう速い! というか、ちょうど良いパフォーマンスだと思う。これ以上速度出たら、様々な安全策を打たなければならなくなります。

興味深いのは、その気になったら日本中どこでも出来そうなこと。上の写真のようなエンジン音や排気ガスが出ない電気カートならシャッター商店街になっているようなアーケードもコースの一部として使える。20台くらい車両を準備して、全国巡業したら面白いんじゃなかろうか。せっかくコース作ったのなら、ポケバイや手作りカートの前座レースも行うと盛り上がります。

おそらく町興しや村興しになる! お祭りとして仕立てたって面白いんじゃなかろうか。コースは1周1kmあれば十分過ぎる。危険な箇所は追い越し禁止も悪くないな、と今回のレースを見て思った。ちなみに2位の曽根選手はラリー屋さんです。優勝した大井選手は小柄。今後、この手の小出力車両でレースをやるなら車重+体重を合わせたらさらにいろんな選手が出てくると思う。

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