日本で駐車中のアウディeトロン全焼! 自宅駐車場のオーナーは火事に巻き込まれぬよう細心の注意を!

詳細は不明ながら千葉県のアウディ・ディーラーで駐車中の電気自動車が自然発火し全焼したという。日本では2009年から電気自動車が街中を走り始めたけれど、自然発火って初めてのことだと思う。佐賀県で発生したリーフの火災は水没車をしばらく放置した結果であり、正常な状態じゃなかった。アウディの電池、LGケムかサムソンの3元系リチウムだと思う(車種不明なので解らず)。

原因は今のところ全く分かっていない。ただ鎮火まで2時間半ということから満充電状態では無かったかもしれません。電気自動車以外が火元かとも考えられるけれど大手メディアの報道で「電気自動車から出火」となっているため、消防関係に確認を取っているのだと思う。それにしても駐車していた電気自動車が燃えたとなると衝撃大きい。アウディeトロンの既納客は不安だ。

https://youtu.be/XA7fu2HtBXc

日本の場合、電気自動車ユーザーの大半が自宅で駐車しながら充電している。夜中にでも出火したら逃げ遅れ手遅れというケースだって十分考えられます。電気自動車の自然発火、動画など見ているとたいてい爆発的に燃え上がる傾向。夜中にドカンとなって激しく燃えたら恐ろしい! 少なくとも私の家だと電気自動車はガレージの中。今回のように燃えたら100%家まで全焼かと。

可能性としては欧州より高い気温が考えられる。日本で発生する欧州車のトラブルの大半は高温多湿という欧州と異なる我が国の気象条件が関係してます。そして工業製品のトラブル、ほとんどは1台だけに留まらない。連日のように湿度高く気温高い。アウディジャパンが正確な情報を発表するまで十分注意しておくことを強く強く推奨しておく。というか発表しなければアウディもダメだ。

<おすすめ記事>

9 Responses to “日本で駐車中のアウディeトロン全焼! 自宅駐車場のオーナーは火事に巻き込まれぬよう細心の注意を!”

  1. けろけろ より:

    EVの自然発火が、高温多湿の夏の日本で起こるなら、世界の何処かでも起こりうる。

    自宅での充電中に起こるリスクがあるなら、家族やご近所さんの命に関わる。

    体温と同等気温が当たり前の今日では、これは欠陥商品レベルではないか? しっかり検証の上、対策が必要だ。

  2. トヨタ車ユーザー より:

    欧州メーカーだから大丈夫だろうとは思っていましたが、やっぱり車両から発火したという事で良いのでしょうかね…。
    AudiはBEVが原因であったにしろなかったにしろ、徹底的に調べて公表しないとなりません。その対応によって、今後の日本でのマーケティングに命脈が立たれるかも、くらいの覚悟で当たってほしい。DSGのように逃げ回ることはできないでしょう。
    AudiというかVWグループは、ディーゼル規制の不正あたりから、何か歯車が狂ったかのように迷走しているように思えてなりません。評判のよろしくない現行ゴルフやポロもあります。乾式DSGもリコール対応したとしても根本原因がなくなったわけでもなく。。。
    本国ではBEVの生 調整に入っているとも聞きます。あれだけ力を入れて推進していたのに中国で評判がいいとも聞きません。
    ポルシェと組んで急速充電を用意したり、800v駆動系を造ったりしていますが…水を掛ければ消える水素のほうがかえって安全だなあと思ってしまいました。

  3. PAL より:

    立体駐車場の8台全焼ってことなので、被害額が凄そうです。
    まだディーラーなので保険もちゃんとしてるでしょうけど、これが、もしマンションの駐車場だったら、考えるだけで怖いですね。

  4. AJ より:

    今回のe-trim の発火は別にしても、欧州製品が日本の高温多湿に対応しきれない、ということはよくあると思います。
    トラックのエンジン話ですが、ダイムラーの大型トラック用エンジン6R10も日本で走らせると不具合出まくってましたし。
    ダイムラー側のエンジニアからすると故障原因が分からないと。
    高温多湿に加えて、ストップ&ゴーが多いのも関係しているとは思いますが。
    グローバルな現状では、三現主義で不具合改善しようにも、なかなか難しい問題だと思います。

  5. 田舎者 より:

    ”アウディジャパンが正確な情報を発表するまで十分注意して”との事ですが、もはや即刻手放すのが最善の手でしょうね。アウディならマンションの立体駐車場に止めてる方も多いでしょうから、自分の被害だけでなく破産して夜逃げレベルの事故も予想されますものね。

  6. 二級人 より:

    安全重要部品は絶対に壊れないように設計するものですが。バネなんかは一生壊れないように安全率6〜12以上を取るものでした。電気部品も過酷条件を複数重ね合わせて試験しないと安心できません。VW Audiは車載OS、電動化優先でやっちまってるような。

  7. ふくちゃん より:

    国沢さん
    松下さんのブログと共にいつも楽しく拝見させて頂いております。
    千葉県花見川区との事でまさかとは思いましたが、私がA7でお世話になっているディーラーで驚きました(^^;)

    さて火災の原因と思われますバッテリー問題ですが、当方は2輪のBMWをMAXIMA製のリチウムイオンバッテリーに換装しております。始動性も良く、なにより純正比3.5kgの軽量化ができて非常に満足しておりましたが、やはり発火に関してのリスクは考えなければいけないでしょうか?
    国沢さんの見識をお聞かせ頂ければ幸いです。

  8. AUDI より:

    リコールが米国ではでていますが内容は高湿度でワイヤーハーネスのショートによるもの。
    日本の個体はすべてチェックして未対策版は交換して頂く必要がありますね。
    https://t.co/gbDLLMJqMw

    Q4のバッテリはLGのようですね。
    https://electrichasgoneaudi.net/models/q4-e-tron/drivetrain/battery/

    しかしバッテリーそのものでなくバッテリーのハーネス設計となるとQ4固有の問題になりそうですね。

  9. Miyu より:

    その後の情報を出していただけませんか?
    Googleでイギリスの販売店でアウディが2013年12月に炎上とありました。 Audi Japanのコメントもないし、
    国交省の事故火災のリストにも出ていません。
    マンションや一般家庭で充電中に火災が発生する危険もあります。

コメントを残す

このページの先頭へ