日本は平和だ
考えれば考えるほどシビれる事故だ。安倍首相の乗るクルマの前を走っていた警察の車両がＥＴＣゲートを通過しようとしたらゲート開かず急ブレーキ。安倍首相のクルマは止まりきれず追突！ さらに後続の警察車両なども追突するなど多重事故になった。後続車に乗っていた警官２名鼻血ブーだという。
ゲート開かなかった理由はＥＴＣカードを差し込んでなかったためだ。下を見て５つくらい大笑いしちゃいます。まず一つ目に「首相のクルマがＥＴＣゲートを通っている」ということ。首相が乗ったクルマは事前に連絡入るだろうから、開かないことだってありうるＥＴＣゲートじゃなく有人ゲートを高速で通過すればいい。
二つ目に首相のクルマの先導をする警察官がＥＴＣカードの差し忘れをすること自体、超を１０個付けたいくらいの大チョンボでしょう。チェックリスト無い、ということですから。ぶったるんでる。しかも処分される、という話も出てこない。以後、普通の人のＥＴＣカード差し忘れは、全くおとがめ無しだということでしょう。
三つ目は「どんだけ速度出してたのよ！」。有人ゲートはともかく、ＥＴＣゲートを通過する場合、２０km／ｈと書いてある。開かないこともあるからだ。２０km／ｈで走ってみれば解る通り、寝てるか可愛い女の子に見とれている以外、あっという間に止まれる速度です。繰り返すがＥＴＣゲート、開かない可能性ある。
四つ目に「車間距離取ってたの？」。４０km／ｈとか５０km／ｈであっても、車間距離を普通に取っていれば急ブレーキで止まれます。ＥＴＣに特攻＆玉砕したのは先頭車両で、その速度に合わせたのだろうが、だとしたら後続車両は止まれる車間距離を取るべきでしょう。なのに全車両が追突しちゃった。凄い！
五つ目が「罰則」。普通の追突事故で血が出るようなケガをしたなら、ニュースだと必ず「自動車運転過失傷害罪の疑いで詳しく調べている」みたいな伝え方になる。今回は誰が悪いのかも明らかになっていない。李下に冠を正さず。ウヤムヤにしちゃおうということなんだろうか？ だとしたら腹抱えて笑う。
もっと言えばＥＴＣゲート開かなかったからと急ブレーキ掛けるようなケツの穴の小さいヤツが首相乗ったクルマの先導をしていた、というあたりは、世界の警察関係者や、ＶＩＰ警護のプロからすれば「信じられない。ホントか？」。こんな警備体制で国のＴＯＰを守れている、というんだから日本って素晴らしい？
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警備もあまりに何も起こらないから、えーカッコしいなんでしょうね。
何よりも、事故られたクルマが一番可愛そうダ！
安倍さんとは２回お話しさせていただきました。本当にお優しい気配りの素晴らしいお方です。
お話しさせて頂いている最中、柔道部のような目つきの鋭いSPがジロジロ見るものですから、話し辛いのと安倍さんの温かさが対照的でした。
この隊列の責任者には安倍さんの寛大な措置は禁物だと思います。
安倍さんからの厳正な処分をお願いします。
結果としては、なんともお粗末な話ですね。
しかし、安倍総理に怪我はなく、随行の警官が鼻血を出した程度であれば、実際になんらかのテロ行為であったとしても、応戦に支障はなかったでしょうし（ 警官（SP）は即時に対応できるようシートベルトは付けていなかったのでしょうか？ ）。
また、先導車がゲートでストップしたこともマニュアル的にストップするとの規定であった可能性もあるでしょうし（ 無理に突破した場合には、後続車の追突以上の（想定外の）大事故に繋がる可能性も否定できない訳で、急停車により想定内の最小限の追突で止める ）
さらに、車速、車間距離は、警備上の必要から（追突等の一定のリスク込みで）決められていてたとか。
（ 以前、ロシアからの特使が、羽田空港から都心に車で移動する際に、特使の乗った車両の直ぐ後ろに日本の反ロ的な団体の車両が割り込み問題になったとの記憶もあるのですが ）
しかし、いずれにせよ、ゲートが空いていなかったというのは信じられないミスですね（ 何か、機械的な故障であったのかもしれませんが、そうした故障も込みで対応が図られているべきだったでしょうに ）
ゲート突破、後日警視庁警備部から修理支払い…f(^_^)で、良かったと、思います。立ち止まる事が許されない車列だから。ましてや、最後尾の車は番記者のハイヤー。先頭30後期セルシオ二番手総理大臣車、マジェスタにシーマそして番記者のハイヤー…。3台で警護するような形なので、立ち止まる事は危険度高いです。 一昔前だと、大臣車はETC装着車で地方の警察本部の警護車は、ETC非装着…(ToT)。結果、大臣車はスイスイ前へ、警護車は遥か後方…。防弾仕様だから、セルシオ20系でも加速遅いし、なんて話、耳にしたような。