日本は電気自動車が全く売れない国。bZ4Xとソルテラですら直近の月販は二桁の真ん中です
日本は電気自動車が売れない。今年に入っての月販平均を見ると。鳴り物入りで登場したbZ4Xとソルテラは月販二桁の真ん中程度。アリヤとリーフは1000台。MX-30EVが1~2台。ホンダeも一桁真ん中。テスラ400台といったイメージ。皆さん売れないと言ってるヒョンデのアイオニック5は30台で、販売店の数や販売力を考えたらbZ4Xやソルテラ以上に健闘していると思う。
売れている電気自動車、SAKURAだけといっていいだろう。よく「なんで電気自動車は売れないのか?」と聞かれる。こらもう簡単。リーフが徹底的に電気自動車の弱点を見せてくれたからだ。電気自動車の弱点は当時から電池の寿命と言われていたが、レトロフィットで対応すると説明した。そして見事にダメになり、驚くことに日産は何の対策も打たなかった。下取り査定はゴミの価格です。
最近になってヒョンデやBYDといった外国勢が参入してきているけれど、電気自動車アレルギー+日本独特の韓国&中国アレルギーのため、やはり伸び悩む。韓国と中国勢が補助金使って200万円を切るような電気自動車を日本で販売すれば大きく状況は解ると思いますが。BYDのシーガルがどのくらいの金額で出てくるか、です。ATTO3やドルフィン、シールは厳しい。
いずれにしろ相当の電気自動車好きじゃ無い限り、今は買うタイミングと考えない。来年春に出てくる電気軽商用車が我が国に於ける本当の意味での普及スタートになることだろう。続いて2024年~2025年にも出てくる、電池を30kWh以上搭載した軽自動車群。乗用車の普及開始は、トヨタが2026年に出すと行っているプラットフォームから新しくした次世代の電気自動車からになると思う。
もう1つの普及要因は、BYDのシーガルや100万円少々で買える中国のリーズナブルな小型電気自動車に代表する格安モデルの登場。出てきたら間違いなくニーズはあると思う。高品質でリーズナブルなモデルが日本勢より先に普及し始めたら、電気軽自動車は防戦一方。相当厳しい戦いになると思う。
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日本で電気自動車が売れない理由。
車両価格や充電時間、駐車環境、走行可能距離等はテレビやWebでよく耳にしてますが私が思うの日本ならではの理由もあると思います。
例えば、列車は定刻が当たり前の国。遅れるのはダメ!
前日に帰宅して充電し忘れ
通勤途中に急遽充電しようとすると会社に遅刻してしまうかも。だから購入には躊躇してしまう。
時間に厳しい国ではなかなか普及しにくい隠れた理由の1つかもしれません。
EVが売れない素地はメーカー自らが涵養してしまった賜物だったということですね。
なるほどです。
とは言え、充電時間5分で航続距離500kmになれば、ガラケーからスマホの様にあっという間にEVへ置き換わるのでしょうね。
電気の方が燃料よりコストが安そうですから経済性の観点で間違いなさそうに思います。
今でもEVは、全ての面でエンジン車を凌駕している訳では無いから、大なり小なり、世界のどこかで同様のアレルギーは出るだろう。クルマと道路インフラがセットなように、EVと給電インフラもまたセット。電気代高騰の折、欧州各国の戦略は如何に。日本は土俵にも上がらないのか?
旧リーフ乗ってます、17万キロ走行で真冬は通勤20キロも無理になってきました。電池の部品代85万円だったそうで今は出荷停止だそうです、本当にゴミになりそうです
私も初期型に乗っていますが、まだ7セグあり、7.5万キロ走行です。
ディーラーで電池の載せ換え尋ねたら、金額は出るけど納期は分かりません。と言われました。さらに、発注した時点でキャンセル不可!
65歳超えで、今まで HV も乗らず ICE のみで来ました。
2030年頃に終の車を買う予定ですが、国の電力供給能力、水素供給インフラ、充電インフラを考えると BEVや FCEV ではなく PHEV にしたいです。
電気自動車天国の中国では、コミューターから高級車までBEVがフルラインナップになってバカ売れしていますが、本来BEVって、シェアリングカーやタクシーとかバス、配送トラックみたいなところでメリットを発揮しそうなんですよね。排ガスでないし普通充電夜にすればいいし、みたいな。コミューターとしてのSAKURAは理に適っていると思います。i-MiVEはちょっと高いし早すぎた。リーフもGT-Rと同じでゴーンさんが出したいだけだった(笑
アリアもソルテラ上級グレードもスマホで駐車みたいなギミックが付いているのをそぎ落として安くし、タクシーモデルやシェアリング専用グレード何て作ったらいいんじゃないでしょうか。
もちろん、日本車の売れ筋価格の2~300万円でいろいろなBEVが出てくれば、日本車もBEVも売れると思います。
民間企業であろうと国策企業であろうと、中国では複数の自動車メーカーがしのぎを削っているわけです。
当然淘汰されて消えていく企業もあるわけで、共産党支配のお国でも厳しい競争が行われているわけです。
全個体電池は出来たら素晴らしいと思うけど、競争の激しい中国では全個体電池の研究もされているけど、その前に遥かに安価で性能のよい電池ができてくるかも知れないって期待を持って見てられます。
日本は、大トヨタにおんぶに抱っこで、迫力全くなしです。
今年も温暖化の影響が世界各地で多くの災害を生んでしまってますが、どういってもカーボンニュートラルの実現は必須課題で、車に関して言えば内燃機関の存続は難しいわけです。
国沢さんが一人八丈島ウーブンシティを目指しているように、私は太陽光とV2HとEVの組み合わせを基本に自分なりに対策していこうと思っています。
これからの企業価値も、いかにカーボンニュートラル対策を打ち出しているのか、その成果をだしているのかということも大きく影響してくるわけで、私たち一人一人も、どう取り組めるのかを大事にしてほしいなぁ~と考える今日このごろです。
大吉さん、17万キロ素晴らしいですね。私も旧リーフ乗りですが、たぶんバッテリーは悲しい状態だけど、足回りや内装外装はまだまだ行けるんじゃないですか。横浜のEVコンバート車のお店では旧リーフに新リーフのバッテリーを車検取れるように改造してくれるところありますよ。
非常に個人的意見ですがbZ4Xもソルテラもヘッドライト周りの意匠が独特なので、見た目で買わない人もそれなりにいると思います。
未だ国内においてはEVを選ぶのは特別な選択ですから車体の良し悪しはともかく付加価値が必要だと思います。