日本政府、補助金で食糧自給率を減らし、貿易赤字も生み出す。高学歴の人の頭の中は不思議
やっとスマート農業が動き出しそうになってきた。久保田はGPSで稼働する農機の技術を発表している。もっといえばクルマの自動運転より農機の自動運転の方がずっと簡単だ。農地を整理して一つの田畑のサイズを大きくし、大型の農機を24時間稼働させてやれば人出はほとんどいらない。肥料や水分はドローンで上空からチェック、必要なものを随時供給すればOK。
なのに政府は小口の農家にチマチマと離農しない程度に補助金を出し続け、世界基準より割高な作物は関税を掛け守ってきた。それでも世界規模で見たら貿易は自由化しなければならない。譲っているうち、どんどん堤防を破られてきた。加えて農業を守るため競争力のある産業の輸出規制を容認している。かくして我が国の貿易は22ヶ月連続の赤字続きになってしまった。
魅力的な商品を作っても輸出できない。よく「軽自動車を輸出すればいい」みたいなことを言うワケワカラン人がいるけれど、そんなもの輸出しようとしたって関税無しで受け入れてくれる国なんか無い。電気自動車の電池だって世界規模で輸入規制を掛けられているのに、我が国だけ関税や制限なく自由に海外から電池が入ってくる。液晶や太陽光発電パネルなど全てやられてきました。
幸い高齢化による離農者が増えてきた。かくなる上は農業関係の予算を大幅に削減し、農業の自由化をしたらいい。するとチマチマ農業しても儲からないため、集約が始まっていく。大規模な農地になれば地産地消が有利に決まってます。現在せっかく生産した牛乳など泣く泣く捨てているような状況も、自由化をすれば好きな用途で出荷可能。ブレーキ掛けてるの農水省ですから。
人口は減少する一方だ。大きな政府なんか養っていけない。予算など不要。全て競争力のある企業に任せて行けばいいだけ。何度も書くけれど補助金って本来ダメになっていく企業を助けるためのもので、前に進むためのお金の使い方にならないです。最初の一歩は食糧の自給率アップと、農業予算削減のためのスマート農業です。クボタだけでなくトヨタなど自動車メーカーも技術を持っている。
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ここでも日本人の気質が関係しているような気がしますね。
お米作りで言えば、日本人は苗を作って代かきしてというところから始まって、手間ひまかけて良いものを作ろうとするのですが、アメリカだと普通の畑に飛行機で種をばらまいてそれで終わりですからね。
日本では今の技術水準のまま規模拡大しようとすると身がもたないので、そういった点をクボタやトヨタが支えてくれるのなら良いのかもしれませんね。
ぜひ、欧米 農業 補助金で検索して下さい。離農しない程度どころか、これ程おいしい職業は無い程の補助金漬けです。