日本車厳しい

欧州市場で日本車が厳しい、という状況は4年前から始まっていた。最も解り易いの、売れ筋モデルであるCセグメントです。
このクラス、ゴルフ7やベンツAクラス、ボルボV40、フォーカスといった魅力的なモデルが続々登場している。いずれも高い完成度を持っており、日本市場ですら話題になっているほど。

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起亜自動車のCセグも力作

しかし! トヨタのCセグメントは、プリウスを除けば一世代前のシャシを使うオーリス。ホンダも先代フィット(もっと言えば初代)の流れとなるBセグメントのシャシである。日産、三菱自動車など該当無し。インプレッサだってアイサイトという武器なしじゃ戦えまい。ボルボV40と真正面から戦うにゃ厳しい。

唯一日本勢で存在感を示したのがアクセラだ。Cセグメントのライバルとガチで戦えるだけのスペックを持つ。ディーゼルエンジンが2,2リッターという点で
(ライバルは1,6リッター級)オーバースペックながら、価格を頑張れば何とか対応出来ると思う。アクセラ除く日本車は「最初から勝つ気を感じませんね」。

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唯一アクセラが存在感を示す

もちろん日本勢だって努力している。プリウスだけじゃ厳しいということで現地生産のオーリスにハイブリッドをラインナップ。ホンダも流麗なシビックのステー
ションワゴンを出してきた。とはいえ今やCセグメントと言えばDセグメント級のシャシ性能が必要。オーリスも欧州シビックも基本性能で負けてます。

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いつ見ても人が少ない

Bセグメントを見ると日産はノートを出してきた。ホンダも新型フィットを投入するかもしれない。Cセグメントより少し良い状況。トヨタが次期型ヴィッツにど
のくらいの気合いを入れるか注目したい。そんなこんなでマツダを除く日本勢は欧州市場をどうするつもりなのだろうか? NSXですらお客を引き留めらません。

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