最新のライズに試乗しました。普通に乗るならかなりの満足度かと
最新のライズに乗りました。ダイハツが開発してトヨタでも売っているクルマということで、なかなか試乗する機会無し。ダイハツとスズキのクルマ、COTYで残った時くらいです。ちなみにルーミーもレンタカーで初めて乗った。どうかとなれば「一昔前のトヨタ車ですね!」。いわゆる70点主義とも80点主義とも金太郎飴とも言われるクルマ作りだ。安定感あり、悪くない。
ごく普通の出力特性を持つ1リッター3気筒は、適切なギアレシオのCVTを介して前輪を駆動するのだけれど、振動少なくドライバビリティも悪くない。日本の制限速度内での走行なら必要にして十分のパワーだと思う。それでいて北海道のように流れの良い道だとリッター20km/Lくらい走ってくれる。これならハイブリッドの必要性を全く感じない。いやいやタイしたものだ。
キャビンスペースも広いしラゲッジだってヤリスクロスと互角。デザインは人気のSUV出し。まぁ売れますワな。ただクルマに詳しい人だと様々な点で物足りない。センター付近の精密さに欠けるステアリングフィールは最近のトヨタ車と比べたら圧倒的にユルい。サスペンションも普通の街中ならまぁまぁな感じながら、大きな入力受けたらボディまで揺すぶられてしまう。
もちろんADASはステレオカメラ式が付いているものの、トヨタ車に標準装備されるカメラ+レーダー式と比べたら間違いなく2ランクくらい機能的に劣る。どうせ新車を買うのなら最先端のADASをすすめておきたい。ダイハツがもう少し志の高いクルマを作ってくれたら、良品廉価で素晴らしいと思う。悪いクルマじゃないけれど、もう少しお金出してヤリスクロスにした方がいいです。
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