東京モーターショー&COTY

このところ一般の人へのアピール力が少なくなったと言われるCOTY(日本カーオブザイヤー)ながら、今年はモーターショーのプレスディに投票&開
票を行ったり、モーターショー会場にけっこう大きいブース(10ベスト&歴代の受賞車を全て展示)を出すなど、頑張らせて頂くようだ。

会期中も常時選考委員数名がブースで解説員をやっているので、ぜひ「投票基準をはどうなっとるんだ!」みたいな難癖を付けに来てほしい。立っているだけだと
寂しいですから。私もネットじゃ答えられないような微妙な質問に答えたいと思う。やっぱしニンゲンたるもの、向かい合ってコミュニケーションしなくちゃいけません。

ということで今年のCOTYだけれど、ここにきて混戦気味。年初の時点でリーズナブルなハイブリッ
ドになるとウワサされていたインサイトが本命だったが、新型プリウスにお株を奪われてしまう。されど「価格を破壊したのはインサイトでしょ」みたいな声も上がり始めており、「そらそうだ」と賛同する人が徐々に増えて来たようだ。

個人的にはiーMiEVも面白いと思うのだけれど、キワモノ扱いの人が少なくない。その他、日本車だとアクセラとHS250hあたりは10ベストの有力候補。なぜかレガシィの声は全く上がらず。先代は大賞に輝き、2代目も3代目も2位だったのに。どうなってるんでしょ。困ったことに不思議とスバルの存在感がありません。

輸入車だとVWゴルフ、ベンツEクラスが鉄板。それ以外のモデルは全く読めない。今年のCOTY、少なくともモーターショー会場に展示される10ベストは大乱戦になりそう。大賞や特別賞の行方も、かつてないくらい読めない。といった意味で面白いです。もちろん今年の受賞車についての意見をモーターショー会場でブツけるのもいい。

         

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1 Responses to “東京モーターショー&COTY”

  1. アミーゴ5号 より:

    東京モーターショーは、晴海で開催していた学生時代から通っています。今でも家族5人で必ず行っています。
    今年は有名外車不在でさみしいですが、いい時もあれば悪い時もある訳で、悲観しないでいろいろ工夫してほしいですね。
    いつも思うのは、もっと社長をはじめ重役や開発責任者から、一般入場者向けのプレゼンやトークショー、また入場者からの質問コーナー等、もっと人間くさい考えやこだわりが前面に出ても良いと思うのです。
    イメージ先行のちゃかちゃかしたプレゼンは、もはや目の肥えた日本では意味をなしませんから、内容を変えるには逆にいい機会だと思います。
    最近ではCOTYに限らず、レコード大賞やグッドデザイン賞など、およそ賞と名のつく物に対して気にしなくなりました。うちのかみさんなぞは、ネットの口コミを評価指標の一番に置いています。体験に基づく庶民の感覚だから、選んでも納得感がありますよね。
    自分自身クルマ関連の賞については、総合評価はあまり見なくなりました。ただ基準がある程度しっかりした部門賞は、気になります。
    そういう意味では、これからは益々個性やこだわりが重要になるのでしょう。ハイブリットや電気自動車から目が離せない一方で、自ら個性を封印したレガシィ等は市場に埋没してしまい残念に思います。
    今年も、家族で幕張まで行きます。帰りに20年来通っている検見川の本格カレー店に寄るのが恒例です。ちなみに中2になった長男は、家族とは別行動で、クラス唯一のクルマ好きの友人と一緒に行くと言っています。
    さすがに土日しか行けませんが、国沢さんの当番日だといいなぁ。

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