格安スタッドレス急増

驚いた! 圧倒的な性能差のあるスタッドレスタイヤは日本製超優位が続くのか思いきや、カー用品店を数軒回ってみたら相当のシェアを輸入に奪われていました。『ナンカン』『ネクセン』『ケンダ』『クムホ』『ハンコック』『中国ピレリ』。はたまた海外工場製の『ダンロップDS3』まで勢揃い。売れているそうな。

そりゃそうだ。国産なら1本2万円のスタッドレスタイヤが、3分の1から半額程度で買えてしまう。夏タイヤで起きている状況と全く同じになってしまった。何度も書いてきた通り、新雪や圧雪なら「長靴効果」を持つタイヤパターンで相当イケてしまう。しかしアイスバーンになった途端、圧倒的な性能差が出ます。

といったことを国産タイヤメーカーはアピールしないし、メディアもスタッドレスタイヤについちゃ紹介記事を掲載するのみ。個人のレビューも、ことスタッドレスタイヤについちゃほとんど役に立たない。なんたってミシュランが連続でNo1に選ばれているくらいですから。専門家なら誰だってBSやヨコハマが上だと解っている。

アイスバーンでの停止距離の差は、BSやヨコハマの最新タイプに代表する「世界最先端」のスタッドレスタイヤと、数年前の技術で作られた格安輸入タイヤじゃ全く違う。40km/hからの制動で条件厳しい時は倍くらいになることだって珍しくない。文字通り「タイヤは命を乗せている」。ジックリ考えるべきだ。

もちろん「イザという時のためにスタッドレスタイヤを履いておく」という使い方もあると思う。普段はドライで、たまに雪が降るような地域なら、遭遇する雪道は新雪か圧雪。パターンだけで何とか乗り切れる。でも「関越をトンネルを越えて新潟県に行く」とか「根雪のある場所に行く」ならアイスバーン性能は重要。

これからスタッドレスタイヤを買おうと思っているなら、ぜひとも長いスパンでコストパフォーマンスなど考えてみたらいい。効果が長持ちするスタッドレスタイヤならミゾさえ残っていれば4〜5シーズン使える。されど経年劣化の激しいタイヤだと4シーズン目はカチカチになってしまう。スタッドレスタイヤだけは良いモノを!

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6 Responses to “格安スタッドレス急増”

  1. さね より:

    先生のおすすめのアイスガード買いました。安心だな! 安物買いの銭失いっていいますもんね。てゆーか買い替え考えてるのにスタッドレス買うとは… まあいいですけど事故おこして他人に迷惑かけるよりは。 話はタイヤか車の出来なのかはわかりませんが、次買う車選び失敗したくないからいろいろ調べてたら、YouTubeでスバルアウトバックは確か2cm最低地上高が高く日本より、しかも幅広いはず。激しいバイロンスラロームでVDCオフでいどんだらバイロンのたった最初の3回目でリヤが流れたのでなくアンダーで曲がれずおつりっぽく車体揺れて失敗… テスターが下手なのか?車の性能?2・5リッターのアクティブトルクスブリットAWDです。スバルは走り自慢だからエ〜? 試しにユーロキャップのエルクテストをスバルXV2cm高いを見たらVDCオン、明らかに最後巻き込み気味に斜めってボディー揺れてた…他の外車BMWX1やゴルフやボルボのSUVはちゃんとおつりもなく真っ直ぐ止まってエェ〜!? 違う映像ではASCオン?新型アウトランダーは、バイロンスラロームを物凄い速さで綺麗にクリア、RVRもクリアする映像あり。アメリカ?媒体雑誌かな?エルクテストはRVRは綺麗にクリアしかも水まで流して… スバルの挙動みると仮にVDCオンでもああはいかなそう? VDCありきで4WDやサスセッティング? スバル自慢の他社製品との比較てすとではスバルだけが傾斜ついたローラ後ろ一輪だけで上がるテストクリア… SHターボフォレ、前CRV、トヨタベンザ。スバルの場合MTならビスカスセンターデフですよね?説明無し…アクティブトルクスブリット+ブレーキLSDで可能なのか?凄いトラクション!痛まないのか?映像は前輪は回って後輪は反対側すこーし回転MTか?それで思ったんですがあのアウトバックやXVの動きの低レベルはトラクション凄いせい?多版クラッチで締結する代わりタイトターンブレーキ現象もあるとか?VDCオンだと締結緩めたりとか? 単純に車高上げてサスセッティングがうまくいってない? ただ4WDだけ凄いけどしょぼいとか?…あんだけ走り誉めれてるスバルが!? 普通扱いな三菱は実は凄い?RVRも悪路まあまあな映像結構ありますランダーほどでないけど、新型ランダーが凍結まさに氷路面のワインディングを苦もなく走ってました。分からない…タイヤか?ちょいショックでした。普段ないシーンですが新フォレ…

  2. kine より:

    youtubeの映像はパイロンの間隔や振り幅、同じ条件なのでしょうか?。

  3. さね より:

    度々すみません<(_ _)> わからないから調べたり映像観まくってました暇だから仕事… せつないなぁ。アウトバックは厳しいらしいコーシュマーレポートのレポーターがわざとVDCをきってて、VDCがなきゃこんなもんだよ。VDCなきゃいかん?みたいな。第一パイロンからやる気なさそうでアンダー出てブレーキ踏んだんだと思います、だからお釣りっぽく見えた?アンダーなので安全です多分。 アウトランダーはロシアか北欧か凄い上手い人?渋いオジサンが凄いステアリング捌きでクリア 多分ASCオンです。けどコーシュマーレポートより最初から結構なスピードです。後でぶつくさ言って語り始めますが、何いってるか分からない(笑) RVRは欧州ASXと2つありアメリカ車番組はパイロン斜めってます(笑)でも綺麗に走ってます。スピードはそこそこASCオン多分。ロシアかどこかは兄ちゃんが真っ直ぐにアウトランダーやコーシュマーレポートみたいな間隔で並べ結構なスピードです。SCCオン多分。ASXはスタックしたりまんま写してます。結論ESCは切らないきゃアウトバックもバイロンスラローム出来るはず? でも三菱勢ほどはキレよくなさそうかな? 昔なかった頃の車はどうしてたんだ? ユーロキャップESCテスト エルクテストは機械で80キロからハンドル切りまくります、が、全ての車がESCオフだと内側に巻き込みハーフスピン。オンならだいたいほとんどクリア。トヨタハイラックスは横転しそうで試験中止(笑)例外。ですがXVは他よりちょっと姿勢が違うけどよく見たらOKかな?世界が認めるゴルフやBMWなどは真っ直ぐか外向きに泊まりますが、XVはちょい内向きで車体が止まる時揺れてるよーな? 重心が高いはずのジープチェロキーとかのほうが余裕で綺麗な姿勢制御で止まります。特殊なレイアウト+地上高が220mmだから? ASXは2回テストしてました。一回目は最後XVより巻き込みな姿勢でしたがテストの不具合か?2回目は普通姿勢でバッチリクリア。ここても新ランダーは一死乱れず涼しく海外勢のようにクリア。スバルの車はサスのブッシュがアイサイトで止まる画像もタイヤと上屋が動くとか車通の人のblogに書いてました。コンプライアンス、サスが前後に動くとか乗り心地の為、セッティングなんでしょオフ車だし。 ローラ1輪で発信テストはよく見ると、全車ESCオフでフォレも三輪回ってます。MT?直結?謎。凄いです

  4. さね より:

    おはようございます。本当にたびたびスミマセン<(_ _)> タイヤにも関係あるし。昨日のスラロームやESC エルクテストは今やESCなきゃダメなのは分かりました。スラロームはスピードにテクニック、ESCオンかオフで違うと思いすが余りにアウトバックはESCオフでもだらしない…オールシーズンは万能じゃないってことか? 冬はちゃんとしたスタッドレスですねやっぱり。 スバルの一輪発信は一個前レガシィターボVTD電子制御センターデフのATでも前一輪でローラ台傾斜登りましたブレーキLSDオンだからまだ納得。 アクティブトルクスブリットは後ろにオプションでLSD ビスカスとかつけれたとか?ブレーキLSDだったはずSHフォレターボ。オプションあったのかな? …直結4WDでも前後オープンデフじゃ無理だし… 特別何か凄いのかスバルMPーT発祥のトランスファーが?昔前後本当の直結になったらしいですが今も?だからトラクション凄いのか? 急登板路テストもスバルだけあがれたり… 分からないけどあれこそタイヤな気がする。悪路用かグリップ良くなきゃ、他メーカー電子制御カップリング4WD、センターデフ付きや三菱車は必ずいない…で、前輪空転ばかり… シンメトリカルAWDは謎&高性能だ。とにかくタイヤは大切ですね。三菱も後輪に常時15%トルクかけるから制御が高性能なのか? 一輪発進や常に4輪走行なら雪道考えたらスバル&ちゃんとしたスタッドレスだなぁ。だけど4WDが万能って訳じゃないので機能やメカニズムとか面白いけど。 最終的に使う用途にあったタイヤですね。長文申し訳ありませんでした<(_ _)>。分からないとなんか調べたりモヤモヤするもんで… やっぱりフォレかなあ…。 しかしシンメトリカルAWDは謎だらけだミステリアス。三菱も謎だなぁ?詳しく制御説明してよメーカーさん。 ちなみにサマータイヤAWDレガシィとベンツ新型AクラスFF?スタッドレス雪道軽い登板路対決は… Aクラスの圧勝でした、レガシィはまともに走れませんボイルスピンばかりまともに進めません。冬はスタッドレス!

  5. 小林 英弘 より:

    実は今年の10月に、一週間の内にまさかのパンク2連発! しかもどっちもサイドウォール部分で修理不可能! なのでタイヤ探しに奔走し紆余曲折意した結果、タイヤガーデンにて11月中旬までは前2輪=新品ADVAN dB、後2輪=新品DNA ECOSというセットアップになりましたが…後2輪の乗り心地が悪い! 明らかにハッキリ体感出来る性能差! 乗り心地の硬さもノイズもグリップ感も前2輪と全くアンバランス! で我慢出来ずにタイヤガーデンの担当氏に無理言ってもう1本新品ADVAN dBを確保してもらった結果、現在は前2輪=新品ADVAN dB、後右輪=新品DNA ECOS、後左輪=中古1ADVAN dB(←パンク前まで後左輪に装着してたタイヤ)というセットアップになりました。乗り心地もかなり改善です。左右輪で銘柄が違うのは良くないそうですが仕方ないです。
    同じ会社の夏タイヤの「体感フィーリング」でさえこれだけ違うのですから、会社もブランドも違うスタッドレスタイヤの「性能差」は相当なモノだと思います。以前国沢さんが言われていた通り「履き比べテスト」なんてそうそう出来ませんから、雑誌等のメディアで「諸般のしがらみのない」ガチのテストをして欲しいですね。香川県でも山間部は雪が降りますし平野部でも年に数回は雪道氷道になります。慣れてないのでパニックです(笑)。スタッドレスがポンコツだと命に関わりますのでイイのを用意するのに越した事はないですよね。
    PS:タイヤガーデンの担当氏曰く「dBの195-60R15は一応ラインナップにあるんですが、なんせこのサイズ自体が古いので現在欠品中なんです(←最後の純正採用車がトヨタのガイアとの事。確かに古い!懐かしい!(笑))。来年中には生産するでしょうが春か夏か、最悪冬かも分からないんです…」との事。しかも「色々調べましたら、関東の某専門ショップがこのサイズのdBを買い占めてて在庫切れになったそうです」だと! 多分とこかのホンダ専門ショップなんでしょうが…。

  6. かず より:

    いたも思うんですが、スタッドレスのテストって、新品の皮むきが済んでないタイヤで行ってるんでしょうか?夏タイヤもそうですが、タイヤは皮むきが終わってからがほんとの性能だと思うんで、メーカーのテストの結果はどの状態のタイヤでのものなのか知りたいものです。国沢さん今度機会があればその辺のところをメーカー人に聞いてもらえませんか?

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