極秘となってるスタッドレスタイヤの販売シェアを調べてみた

意外かもしれないけれど、スタッドレスタイヤのメーカー別シェアは出ていない。つまりどのタイヤが売れているのか全く解らないのだった。タイヤギョウカイ、性能だけでなく販売状況までナイショなのである。さて。皆さんどんなイメージを持ってますか。たぶん圧倒的にブリヂストンが強く50%近くを占め、ヨコハマとダンロップで15%ずつ。残りミシュランという感じ?

とっても気になったので調べてみた。当然の如くタイヤメーカーは大雑把ながらデータを持ってます。これを国産3社に聞いてみた。すると一番の驚きがミシュランのシェア。どこに聞いても「5%以下だと思います」。あれほどJDパワーでNo1だと大騒ぎしてるのでもっと売れてるのかと思っていた次第。JDパワーの調査、やっぱり日本じゃ全く売れ行きに影響しない。

もっといえば軽自動車用のサイズなんて”ほぼ”売れていないそうな。それでいて軽自動車クラスもミシュランがNo1だというのだから面白い。ミシュラン押しの同業者も多いけれど、ユーザーの方が慧眼だ。実際、圧雪ならミシュランも良好なグリップ力を発揮するけれど、ナンカン(台湾)と比べても大差無し。圧雪路のグリップ力、パターンで決まってしまうのだった。

問題は初速30km/hでブレーキ掛けて40m以上も停止距離あるような超アイスバーン。こういった条件だと軽く10m以上の差がついてしまう。もっといえば、同じタイヤでも5年使えば10mくらい制動距離伸びちゃいますけど。やっぱり日本の氷は日本のタイヤメーカーが強いと思う。もちろんミシュランのブランドイメージを好むならどうぞ。10%くらい車速抑えればいい。

おっと販売シェアでした。1位はブリジストンでテッパンなのだけれど50%という数字じゃなさそうだ。これまた明確でないし、地域による差もある。大雑把なイメージで、ブリヂストン35%の少し上。ヨコハマ30%の少し上。ダンロップ30%の少し下くらいか。ダンロップが出した今シーズンの新製品、なかなか評価高い模様。いずれにしろこの3社で選んでおけば間違いない。

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