次期型WRX
スバルはニューヨークショーで次期型WRXのプロトタイプを発表した。現行インプレッサの4ドアがベースになっているのだろうけれど、素晴らしくカッコ良い! ラリー好きからすればベース車として不適格なクルマになってしまったものの(ラリーと決別することを決めたんだろう)、デザイナーは良い仕事をしたと思う。
理解出来ないのが、1,6リッターのターボエンジンを搭載しているらしい点だ。普通、ダウンサイジングターボは、小型軽量のエンジンを搭載している。好例はジャガーXJ。本来なら5リッターV8エンジンを搭載してるスペースに、2リッター4気筒を積む。当然ながら軽量化できます。燃費改善効果だって大きい。
しかし次期型WRXのエンジンって2,5リッターまで同じブロックを使う。つまり1,6リッターにしたって小型軽量化と関係なし! 厳密に言えばアクセル開度少ない時のポンピングロスで若干有利になるものの、ターボ無しの2リッターと1,6リッターの燃費差より意義は弱い。だったら2リッターターボで良かった。
むしろ240馬力程度と言われる1,6リッターターボより、300馬力の2リッターターボの方が魅力あったと思う。ちなみに1,6リッターという排気量、最近の競技の流行。WRCも1,6リッターだ。されど前述の如く次期型WRXでWRCにカムバックすることなどあり得ない。なんのため1,6リッターにしたんだろうか?
現在インプレッサで出場している競技はニュルの24時間耐久レースだけ。これに出場するのだって1,6リッターじゃなく2リッターの方が良いハズ。それともニュルだけ違うエンジンを搭載するのだろうか? だとしたら、これまた「限りなく市販車で戦う」という今までのスバルのポリシーと違ってきちゃいます。
・ECOカーアジアは「スバルのハイブリッドはなんちゃって、でした」
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1.5リッターターボでWRCに復帰して欲しい!!、他のメーカーも1.6リッターターボを開発して!。
スバルにはそんな望みも無いのでしょうか?。
1.6リッターターボの間違いです、訂正が出来ましたらお願いします。
それでもスバルは『技術屋集団』だと思います。「10年かけてアイサイトを作る」と言って有言実行しました。昔から“技術力”は持っていますが資金力に乏しい貧乏企業です。それと技術優先でそろばん勘定がヘタな企業習性ですから今回のハイブリッドも心配した通りにやっちゃったらしいですね。
これもスバルらしさです。技術の使い分けをもうちょっと上手になってくれれば申し分ないでしょう。次はアイサイトをもっと磨き上げながら水平対向ディーゼルでユーロ6をクリアしてくれることを願いたいです。
この分だとスバルが放った「日本の宝」インプレッサWRXも晩年のブルーバードSSSと同様な「たかだかスポーツ風味実用車」に成り下がってしまうのだろうか。
さもなくばトランスミッション技術に「奇手」に近い離れ業が隠されているのだろうか?
ともあれスバル側は「WRX」のブランド性をどう考えているか疑わしい部分がある一方で、WRX系統のサブモデルを2.0リッターターボで派生させ「ニュル24時間出場車と同設計」とでも謳うのか、期待半分・危惧半分なのが正直なところだ。
時期WRXあんまり興味わかないなエンジンブロックはこれはもうしょうがないよーな?金かけて全く新しいの作るメーカーじゃなくなったみたいだし… XVのハイブリッドのほうが期待はずれみたいですが、バッテリーラゲッチ下に積んだらスペアタイヤは今でも日本使用車は無いのに、どーなるんだろ? スペースや重量のためリヤサスのサブフレームやアッパーアームやらリンクの配置が変わって新しいのになってたらいいなぁ… でも時期レガシィまで新しいのはやらないだろな。金かけてまで大改良やらない金儲け上手なメーカーになったイメージあるからなぁ今のスバル。ディーゼルもまだまだ先なんだろうな…