次期型86、日本仕様についちゃBRZが存在しないと私は予想しておきます~

次期型86の情報が少しづつ流れてきた。どうやら、というか当然ながら生産台数少ないため、シャシはキャリオーバーになる。ホイールベース同じ。トレッド広がるとしても大差ないと思う。気になるエンジンといえば、これまた新世代2400cc直噴になるようだ。若干車重増えると言うから2000ccのままじゃ少しばかり物足りないということでしょう。

実際、86の最大にして唯一の弱点がパワーだと言われてきた。絶対的な出力というより、中回転域でのトルクの細さ&谷間。競技に使うR3仕様でもハッキリ谷間できてしまっているため、根本的な問題を抱えているんだと思う。トヨタはサックリと2000ccを諦め、排気量アップ選んだ。良い選択だと考えます。20%排気量増やしたら明確にパワー上がる。

しかし! これで競技に使った時の厳しさが出てしまう。2000ccクラスなら勝負になっても、2500ccクラスになれば270馬力以上出ている1800ccターボ勢と戦わなくちゃならない。もっといえば、1600ccターボのGRヤリスもガチンコのライバル。どう考えても2400ccNAの次期型86が250馬力以上出ているとは思えません。ワンメイクレースにしか使えなくなる。

もう一つ。BRZはどうなるのだろう? 何度も書いてきている通り、スバルってCAFE(企業平均燃費)をクリアできる見込み無し! すでに100万円の未達違約金を払わなくちゃならない状況。といった中、国交省が燃費悪いクルマを認めるとは思えない。CAFEを高いレベルでクリアできるトヨタ86なら問題ないけれど、スバルBRZは厳しいんじゃなかろうか。

もしBRZを日本で販売できるとすれば「100万円払えばCAFEを守らなくてもいいよ」という解釈をしてよいということで、これはこれで素晴らしいニュースだと思う。私は日本と同じくらい厳しいヨーロッパCAFEの適用国を除く海外向けのBRZについていえば問題無いと考える。ただ日本とヨーロッパは86だけになると予想しておく。

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ