欧州はなぜ電気自動車なのか現時点で不明です

今日も夏休みのため専門的な話です。先日来、ドイツやフランスやイギリスが、なぜピストンエンジン車の販売禁止を打ち出したのか追いかけている。結論から書くと現時点でもよく解っていない。フィンランドに行く際、ドイツに立ち寄り、この手の情報に詳しい人から話を聞いたけれどダメ。

現時点でウワサされている理由は以下の三つである。まず『地球温暖化ガスの排出量を減らすため』。大義名分としては悪くない。されど国民に対する負担という点で大き過ぎると思う。これまで行われてきた削減策も、国民の痛みはそれほどなかった。いかんせん極端すぎるチョイスと考える。

都市部で問題になってきた『大気汚染対策』という話も多い。実際、旧規制のディーゼルが残る都市部での大気汚染は少しばかり深刻。なかでもパリやロンドンなどスモッグが発生している。だったら都市部への旧規制ディーゼル流入を禁止したり、厳しい排気ガス基準を取り入れればよい。

ここにきて話題に上がるのは『ナノ粒子対策』だ。PM2,5より小さいナノ粒子はディーゼルだけでなくガソリンエンジンからも生成され、肺胞から直接血液中に混ざると言われている。良くないと言われているけれど、毒性ハッキリせず直近でガンなど疾病が増えているという数字出ておらず。

「人類の将来にとって本当に危険!」と解るやあっという間に世界規模で使用を禁止したフロンのような緊急性があるなら、2040年だヘチマだナスだと言ってる余裕なし。15年前倒ししたってよいと考える。といったことから推測すると、上の三つは全て違うのかもしれません。

「何かある」んだと思う。だからこそインドもエンジンの販売禁止を打ち出し、中国は電気自動車路線を強化。あのアメリカですた補助金出して育成している。連携してますワな。こういった動きをロジカルに否定しているのはマツダです。オカルトや政治なければエンジンは無くならないだろう。

マツダだけでなく、なくロジカルに分析している皆さん全てが「エンジン車の販売停止など出来ないし、やらない」と言い切る。常識的に考えたら正しい。企業としてやるべきは「どちらにも対応出来る体制」なんだろう。同時に直近の2~3年で電気自動車を買わなければならない、ということじゃない。

クルマ好きはどうしたらいい? 私は今まで「電気自動車の技術を伸ばしたい」と思っていたため、積極的でありました。でもオカルトや政治も信じる私としちゃ、消えゆく(?)エンジンを今のうちに楽しみたいと考えている。やっぱり気持ち良いエンジンフィールとエンジン音は辛抱タマりません。

ちなみに燃料電池は未だ「技術を伸ばしたい」と思っている。そう簡単に実用化されるとは考えにくい。

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