民間は顧客を怒らせたら全て終わる。官も怒られるだろうけど仕事は無くならぬ。いいなぁ~
警視庁から運転免許の更新ハガキが来た。読んだら「完全予約制になりました」だって! 知らなかった。マイナンバーカードの件はうるさいくらい報道されているけれど、完全予約制についちゃ全く報道されていない。私の誕生日は4月16日のため、有効期限は5月16日。そして3月17日から更新出来る。早めにやっとくか、ということでハガキ見たら「予約しろ」なのだった。
ノンビリしてたら失効するところだった!
道交法完全遵守の私は優良ドライバーだからして自転車だと5分の石神井署で更新出来るんだけど、予約サイトに行ってみたら、あらま! 予約できるのは5月7日から失効する5月16日まで。事実上7日間しか無い! 今までなら行けば出来た。「外国人には簡単に免許を発給するのに日本人にゃこんな仕打ちかよ!」と怒らない。役人とケンカしたって勝てないです。
なんせカスタマーサティスファクションなんて、無し! というか考えもしないだろう。仕事なくなりませんから。困ったフリして「日雇い仕事なので予約した日に行くことが出来ないんですよ~」と激しく下手に出て泣きついてみたら「それなら試験所に行ってみたらどうか」という。「紛失などの対応もしてくれるから理由を説明すれば受けてくれると思います」だって。
というか私らの仕事「数日後にお願い!」というケースが多い。「仕事入り更新に行けなくなって再予約しようとしたら候補日が2日間くらいしかなかった」なんてことだってあるだろう。予約した日に必ず行ける仕事じゃない人だっている。私が出した結論は、とりあえず現時点で一番早く予約が取れる府中の試験場の予約を4月中旬に入れておく。
で、それ以前に時間が空いたら予約なく試験場に行って泣きつくというもの。この場合も自転車で5分の石神井署で更新出来るという優良ドライバーのメリットは無くなる。私らの仕事、本当に1ヶ月先の予定なんか解らない。大事な取材の依頼とか入ったら、やはり更新をキャンセルすることになる。出来るときにやらなくちゃならん人もいる。
本来、更新手続きとして定められた2ヶ月は、免許所有者の利便性を考えたもの。「様々な事情があるでしょうから2ヶ月間の間に手続きしてください」ということ。なのに石神井警察署でいえば実質的な更新可能期間は7日間。試験場ですら1ヶ月である。誰が予約制を考えたのか知らないけれど、もし議員さんに知り合いなどいたら是正をお願いして頂きたい。
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