沈み行くホンダ、OBの皆さんは何も言わないか?
ホンダには素晴らしい才覚やリーダーシップを持つOBがたくさんいる。そういった方々は現在のホンダに対し何も注文を付けないのだろうか? こう書くと「OBは現役の邪魔をしないというのが不文律になっている」みたいな答えが返ってきます。確かに潔く身を引くということはカッコいい。ただ逆に考えたら「冷たい」ということにもなる。そもそも現在のホンダの方向性って、本田宗一郎さんの意思を継いでいるのだろうか? 私はそう思えない。
今までにない商品を安価に提案してきた
宗一郎さんが考えていたのはパワーユニットが人を幸せにすることであり、対象は「普通の人」である。その原点をしっかり持っているのが東南アジアに於ける二輪車。安価で丈夫な移動手段を提供することでたくさんの人の生活を助けている。良品廉価そのもの。ベトナムなんかホンダを買えば仕事が出来る。今までホンダで売れた商品は全て良品廉価。初代ステップワゴンも初代オデッセイも初代CR-Vも初代フィットもライバルを慌てさせた。
現在のラインアップを見ると良品廉価だと思える商品が見事に一つも無し。強いて言えばN-BOXは競合車と比べ価格同等で商品力高いという程度。一勝一分けです。その他のモデルは価格でも商品力でも負けている。競合車と比べたら二敗の商品が売れるワケ無い。このままだとホンダは軽自動車メーカーになってしまうだろう。パワフルだった世代を知っている50歳代の現役ホンダの人達に「こういった状況を見てOBが怒鳴り込んでこないのか?」と聞いてみた。
圧倒的な性能で強烈な価格競争力あった
すると反応は二通り。文頭に書いた通り「現役に口出ししない」と「OBになったら業界のことに興味を失うから現在のホンダの問題点が分からない」。一つ目については理解できる。そういった社風あります。驚いたのが二つ目。詳しく聞くと「電気自動車のことが全く解らない」「最新の情報を持っていないので何も解らない」。実際、OBが現在のホンダの方針や方向性に文句を言ってくることは皆無に近いらしい。あるOBは「破綻したらそれも運命」と言う。
加えて直近の収益状況が良いため、口出しする理由ないか? でも中国市場厳しく、ベトナムも狙われている。私は今こそOBとして現役を救うべきだと思う。とにかく今のホンダの商品を見ていると宗一郎さんの意思を全く感じない。便利で魅力的な移動手段を安価に提供することを原点に考えたら、もっと様々なアプローチが出来ると私は思う。川本さんあたりが発起人になってOBが大暴れしてくれないもんだろうか? 私も精一杯応援します。
<おすすめ記事>
モテギのホンダコレクションホールに行くと、「ホンダを動かし続ける言葉」というビデオが流れています。
青山ショールームでも、たま~に流れていたかな。もう全然行かなくなったゃったけど。
本田宗一郎さんと藤沢武夫さんの肉声ビデオで、何と言うか、心にズシンと響きます。
悪いけどサ、今の経営陣も管理者も、お二人の想いなんて微塵も考えてないよね。「どうやって余計な仕事は受けないで、マーケティングに即したネタを織り込んで、残業しないでテレワークをやって、自分のところの目標を達成するか」だけを考えている。
こういうアメリカナイズされた経営者や管理者のもとにいる社員は気の毒としか言いようがないけど、ホンダの歴史は社員が上の言う事をきかない歴史でもあるから、まあどっちもどっちかな。
「ホンダを動かし続ける言葉」、ホンダ社員がどれだけ真面目に受け止めているかは知らないけど、ほとんどの社員が、研修とかプライベートで見たことある位のレベルなんじゃないかしら。
誰も心底納得できていないから、ホンダは止まっちゃっているんだ。止まってたら、いつか死んじゃうョ。。。
ホンダの広報さんへ。
是非ともあのビデオを販売してくださいまし。おいら、自動車業界とは縁もゆかりもないけど、あれこそおいらの人生訓デス。
私は「OBになったら業界のことに興味を失うから現在のホンダの問題点が分からない」と言う点が気になりました。ホンダをもってしてもあまり業界動向や車に対する興味・関心を常に抱いている社員ばかりではないと。
むしろ、ホンダの経営陣・出世する人は銀行から来た役員みたいな人ばかりだと思うんですけどどうでしょう。
一方で、インド政府を味方につけ、売れ筋のEVをパッと作ってしまい自分の足場も守るスズキ。ホンダにはスズキのような機敏さが足りないと思います。
その昔、ホンダファンでした。
今のホンダ。欲しい車が一台も無いのは同感です。
目の前のビジネスを考えれば仕方ないと思いつつも、社員の方々は歯をくいしばって新たな仕込みをしているのだろうと信じています。
でもこのままだと会社が大きくなった分、崩れだしたら歯止めがかからない怖さも。
パナソニックの半導体部門は以前、外資系に安くで買われました。中国が力をつけているのに日本ブランドということで慢心があったのでしょうか?
ホンダがそうならないように期待したいです。
気がついたら我が家の普通車は前型のステップワゴンとフリードに
なっていました。共に中古にて購入です。機能は良いのに人気がなくて相場が安いです。しかし新型は機能は変わらず値段だけ上がりました。
客を見ずに資本家の顔色ばかり伺っていればこんな結果になるような気がします。
いずれオデッセイが復活すると聞いていたので、どんな新型が出るのだろうと期待していました。デザインがどう変わるのか、何か新しい提案はあるのかなとか。
最近WEBニュースで続報を見て、添付の写真が前モデルの参考かと思ってたら、デザインそのままで出ると書いてある。それを読んで正気なのかと信じられなかったです。
新型アルファード、エルグランドが出るとわかっているのに、負けること確実なのに。そんな戦い方をする?カッコ悪くないかと。商品力もないし、商売のセンスもないんじゃないかと。
昔誰かに教えてもらったことですが、現状に、0.9倍を何回か掛ければすぐに半減する。逆に1.1倍でも何回か掛ければすぐに2倍になる。
だからちょっとでも進化、良くしていかないと現状維持も難しい。
20年ぐらいかけて何回も0.9を掛けてきたツケが目に見える形になってきた気がします。
お隣リチウムイオン電池使うと発表した時点で終わってる。
創業当時の人間が一掃されて、サラリーマン化したホンダに魅力は感じない。
つまらない車を作る会社。
尖った車、エンジン命、回るエンジン、ホンダらしさが無くなった。
三代続けて無能な社長が就任してるんだから
そりゃ企業は傾きますよね
現在ホンダのCMはスローガンで
「今日誰かをうれしくできた?」
とかやってるのを見て長年のホンダユーザーだった私は
脱力感いっぱいで虚しくなります
軽自動車に力を入れて顧客を集めている。昔に比べて性能良いのはわかりますか、今は寄付金入れると白ナンバーに出来るから軽自動車と思われないですよ!と、うたっても周りから見ると痛いとしか思われない。デザインもパッとしない。良い車なだけにもったいない。
魅力あふれるクルマ、まったくありません。最後はアバンシアでした。ずっと乗り続けたのに、裏切られた気持ちになっています。
軽と電気自動車を目指すのでしょう。
海外メイクのホンダ車が、魅力的に見えました。国産ホンダ車に、惹きつける魅力が少なくなりました。
かつて、CVCCエンジンを載せた2代目プレリュードに乗ってました。
あの頃の熱量を全く感じませんね。
V−TECが出た頃のシビックやCR−Xのエンジンに惚れ込んで走る楽しさを感じる事が出来たけど、本当に最近は欲しい車が無いのは寂しい限りです!