注意! 埼玉県警、30km/hで走っている原付を抜いたら割込み等違反だと言い始めた

バイクは警察にとって目の敵のような存在らしい。埼玉県警は下のような素材を作り、全て違反だと主張している。つまりバイクもクルマと一緒に走れ、といいたいらしい。ちなみに5台のバイクの走行パターンのうち、1番上と3番目は明らかにイエローラインをカットしているため、すり抜けウンヌンの前に違反。そんなの免許持っていれば誰でも解る。

2輪と4輪の”車幅”の違いを無視する埼玉県警

でも2番目はどうか? バイクとクルマを置き換えてみて頂きたい。追い越し禁止区間を原付が30km/hで走っていたとしよう。それを側方から抜いて前に出るのと同じ。4番目もバイクとクルマを置き換えると、右折しようとしているバイクの横を通過することもダメということになる。5番目は専用歩道のある区間の最左車線につちゃ「路肩」であり、バイク通行可。

埼玉県警の主張、明らかに拡大解釈。先日、お酒飲んだら電動クルマ椅子に乗っちゃいけないと警察が主張していることに対し障がいある方の団体から「拡大解釈だ」とクレーム付けられてる件を紹介した。バイク乗りもドラレコを装備し、不等な取り締まりを受けたらしっかり主張すること。それでも切符切られたら、SNSなどでさらすしか手は無い。

そもそも国全体としてバイクを消し去りたいのかもしれません。都市部こそECOな移動手段なのに、バイクに乗ると解るが駐車場所無し。ジャマと思えない場所であっても駐車禁止を取られてしまう。警察、些細なことの取り締まりに人員を割けるのなら、無謀運転の自転車や、40km/h以上で自転車のフリして走ってる電動モペッドを何とかして頂きたい。

そんな警察について意見が言えるのはメディアながら、いささか心許ない。昨日、TVで「現在の貯水率は98%あり問題ない」と説明していた。下は関東9ダムの総貯水量。今年の赤ラインを見ると、確かに7月1日時点で98%となる。ただし『洪水期制限容量』の、だ。正規の満水容量に対し、すでに3分の1が無い。このまんま空梅雨になると、すぐ半分になる。

洪水期制限容量、いつ決めたのか不明でした

すると当局は渇水になると困るため、満水容量に対するデータを出し始める。鵜呑みメディアは、7月下旬になったら突如「水不足だ! 貯水率が30%になったので節水を!」と言い始めます。本来は「気候変動で降水傾向が変化したから洪水期の容量を柔軟に」と主張すべきだ。まぁダムの管理も国交省だから期待出来ないですね。国交省の権限は広く大きい。

とはいえ「これから起きそうなこと」に備えることは出来る。渇水について言えば、雨量データを見ればある程度予測出来るため、慌てずに済む。ということでいろんな事象についてアンテナを張り巡らせ、正しい情報を集め、妥当な解釈をし、自分の身は自分で守ることを強くすすめておく。私は国交省や警察に対し問題点を指摘するが、メディアもいい勝負です。

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5 Responses to “注意! 埼玉県警、30km/hで走っている原付を抜いたら割込み等違反だと言い始めた”

  1. ハヤミ より:

    ほんと、警察は泥棒や違反自転車は捕まえないのに金になる取り締まりだけは色々拡大解釈して取り締まる、許せない。
    1時停止の3秒ルールなんて誰が作り出したのだろう。それに安全確認できない位置に停止線があるし、アメリカのように一時停止など無くせば良いと思う、(ただ、自分が知っているアメリカは先方が優先道路の時は安全確認の必要はある)
    取り締まりのルールを厳しくするより、安全にスムースな流れを作るルールを作ってほしい。

    • yoshi より:

      私がアメリカに住んでいた頃。1992年から1997年と言う昔のことですが、一旦停止はたくさんありました。日本と違ってアメリカでは多くの人が一旦停止をキッチンと守っていました。西海岸の話です。ご参考までに

    • タイ より:

      アメリカだって FOUR WAY STOP は一時停止ではないですか?

  2. ひまわり より:

    必ずしも駐輪場を整備するのが行政の義務ではないかもしれませんが、
    たとえ市営駐車場があっても市営駐輪場は少なく、あっても原付までしか
    とめられないのがほとんどです。まさに自動二輪は趣味の乗り物で、自然豊かな
    ワインディングロードしか走らないでしょと行政が言ってる様なものではないでしょうか。
    その結果自動二輪は売れなくなり、大量生産によるコストダウンがされずにますます
    高くなる。今や軽自動車より排気量が大きいとほとんど軽自動車が買える値段です。
    じゃ駐車場に困らない四輪車の方が良いってことになるのではないでしょうか。
    かくいう私も行政には逆らえないので二輪は手放しましたが、将来時間とお金に余裕が
    出来たら自然豊かなワインディングロードを風を切りながら走りたいと思ってます。

  3. やまさん より:

    えーっと、ダムの治水権ってのは大変複雑で…
    利権的に「防災」「発電(電力会社、鉄道会社、その他)」「農業関連」辺りが絡んでたり、絡んでなかったり。さらに、ダムとしての機能を保つ為の最低貯水量みたいなのがダム毎に有ったのではなかったかと。
    この辺りは数年前に、台風や異常豪雨の結果、多くの雨量が記録される中、ダムの決壊を防ぐ為に緊急放流させて下流域で被害を拡大させたと大問題になった経緯が有ります。
    個人としては、「異常な大雨や台風前に、計画的にダムの貯水量下げろや!」とは思ったけど、複雑な利権が関わる以上まだまだ不確実な予報で貯水量減らすの無理かもなと思ったものです。
    ご参考まで。

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