物損事故21回!
TVを見ていたら睡眠時無呼吸症候群による眠気で21回も物損事故を起こしたという人が平気な顔をして登場していた。死ぬほど驚きましたね。先日、薬物やてんかん、低血糖、そして重い睡眠障害持っている人が事故を起こした時の罰則を厳しくするという要項を法相に提出。決まる方向で動いているけれど、事故抑止効果は疑問。
無呼吸症候群の場合、疾病かどうかの「ボーダー」が難しい。その他の疾病と違い、単なる眠気との判別を付けにくいからだ。現状だと21回も事故を起こした人だって普通に運転している。また、居眠り運転の原因の多くを占めていると言われているけれど、実態は全く解っていない。警察がキチンと捜査や検証をしてないためです。
さて。日本の安全基準はEUに合わせる、という流れになってきた。EUの安全基準をクリアしていれば日本でもそのまま認めましょう、ということ。そのEU、2016年から対歩行者自動ブレーキを評価項目に加える。日本も「右に倣え!」となるワケ。3年をメドにイヤでも自動ブレーキを付けなくちゃならない。良い方向に向かうことは確実。
問題はその間だ。既往症や、怪しいと感じている人や、そういった人を家族に持つなら、すぐにでもアイサイトやボルボのセーフティパッケージ付きに乗り換えるよう推奨しておく。なかでもボルボV40の歩行者用エアバッグは、最悪の事態になっても、相当の効能が期待できる。本質論を書けば、専門医に行って相談すべき。
無呼吸症候群の人は少なくない。もし一瞬でも意識を失ったと感じたなら、必ず次がある。事故を起こしてしまえば今までのキャリアも台無し。というか全く落ち度の無い他人に迷惑を掛けてしまう。繰り返す。無呼吸症候群で死亡事故を起こしたら、最高15年の懲役になる。これは平均的な殺人と同じだ。そのくらい社会の目は厳しい。
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睡眠時無呼吸症候群はうつ病とも密接な関係にあります。
知人にもいましたが無呼吸だっと思って診察を受けたら
実はうつ病だったというケースでした。
近年、増え続けるうつ病患者、交通事故との関連も
注意すべきでしょうね。
私も昔、居眠り運転で自損事故した事があります。
まだ高知自動車道が片側一車線だった頃、4時起きで高知市内で行われるカーオーディオコンテストに出場するため、眠気を必死で我慢しながらフィット君で会場に向かっていました。何回も意識が飛びながも「後50km!」なんてバカみたいに走り続けてましたが、遂に、下り坂の緩い左カーブで意識が飛んだ瞬間にセンターライン上の緑ポールとその間に設置されている鬼の様にデカいキャッツアイ?に乗り上げて一瞬でタイヤがバーストしました。でも片側一車線で申し訳程度の路側帯しかない高速道路で停車する訳にもいかず、そのまま避難スペースまでホイールだけで強引に走行して停車し、警察とJAFを呼んで事情聴取を済ませた後、香川県のいつものホンダまでレッカーしてもらいました。もちろんコンテストはキャンセルです。しかもレッカー距離が長いので結構な出費です。でも早朝で交通量が少なかったのが幸いでした。もし混んでる時間帯で後ろに車間距離を詰めたせっかちなクルマが何台も連なっていたら多重追突事故になっていたかも知れません。若気の至りとはいえ猛反省です。
眠気が本気で襲ってきたらガムもドリンク剤も「気合い」も一切通用しません。眠気は無敵です。絶対勝てません。「自動ブレーキ+車線キープ装置」これしかないと思います。
こんばんは。
この急かした社会風潮の中、ドライバー自身の運転責任の自覚は更に必要なのですね。
大雑把ですが、通院中、服薬中の人にどれくらい運転要注意が現実に浸透しているのか‥。
花粉の飛ぶ今の時季、アレルギーの市販薬を皆服用してます。同薬同量でも眠くなる人ならない人。 (副作用のない薬はない?)
掛かる病が運転にどれくらい支障を及ぼすか判断のスケールは一体‥。
やっぱり自己判断かな。
極論だけど、性格、気質。多分眠れてる、眠れなかったの域まで言ったら人権プライバシー侵害の領域ですよね。
もし、乗る度、クルマが自動でモビリティ適正検査でもしてくれようものなら、多分服薬中の人はみな走れないのでは。
事故を起こさない為の意識強化はやっぱり人間の訴求力。
エレクトロニクス自動ブレーキの補助をどれくらい柔軟に安心(ブレーキ依存でない)の相棒としてお伴に出来るかは、クルマ社会のすごい課題ですね。
ただ、現実に装置義務化でいくら値が上がるのか‥。
仮にもし自分がじぃ様なら、いざとき判断力に頼り無い自分と相棒(最新自動ブレーキプログラム装着車)とで死ぬまで楽しく走っていたいです。
僕もこの放送見ました。
なんだか「あるあるネタ」を話している感じで違和感ありましたね。
あの場合はボイスチェンジャーと顔にモザイクをするべきですよね。
初めまして。私は睡眠時無呼吸症候群です。
過去、あまりに朝から頭痛が続くので睡眠外来で検査したところ、正式に診断がおりました。
でも、今も車を運転しています。危険は無いです。何故なら治療をしているから。
今の世の中で、視力が悪い人も運転していますよね。メガネやコンタクトで。
睡眠時無呼吸症候群にも同様の対処方法があります。毎晩、寝る際にCPAPと呼ばれる機械(マスク)を着るだけです。
ただ病気の危険性を煽るのでは無く、きちんとした情報を流して欲しいですね。大手マスコミには。
CPAPも利権の絡みで毎月5,000円程費用が発生するのは痛いのですか。