フロントはショーワです

日記でも書いた通り、ハスラーのダンパーはフロントにショーワ。リアがKYBである。いや、ハスラーに限らず、ハンドリングと乗り心地のバランスを取ることが難しい背の高い軽自動車は、基本的に同じ組み合わせを選ぶ。なぜか? こらもう簡単。どこのメーカーに聞いても「フロ
ントは乗り心地に影響大きいので」。

ここまで読んで「なぜリアにもショーワを使わないのか?」と思うことだろう。これまた簡単。購買部門の強い意志によるものだ。購買部門としては複数の部品メーカーと付き合うことにより、安定供給と価格競争が出来ると考えている。したがって開発部門からモ
ンクを言われながらも「KYBを使って欲しい」となるワケ。

KYB嫌いだからそんなこと書くんでしょ、と思うのは自由だ。けれど見事に「フロントKYB。リアにショーワ」という組み合わせはありません。フロントに日立を使うメーカーや車種はあるが、KYBをリアに使うのってテッパンです。フロンなど考えられぬ。ちなみにKYB嫌いで無く、KYBのダンパーが良くないと言ってるだけです。

ただKYBも少しづつ進化している。「いいね!」と評価出来るダンパーも出てきた(軽自動車用についちゃ全滅ですけど)。加えて喜多見さんによれば「KYBのダンパーはキッチリ出来ているのでネオチューンしたらヘタな後付けダンパーよりずっと良いです」。5年もすれば軽自動車用のKYBも良くなるかも。

興味深いことに日本製ダンパーの中じゃ良いと評価してきたショーワながら、ホンダはダメを出し始めている。直近でもオデッセイとヴェゼルが韓国ザックスのダンパー使ってます。ホンダに聞くと「ショーワじゃ作れない乗り味を持ってます」。とは言えホンダもザックスの技術を全て引き出せているとは思えない。

オデッセイのアブソルートと、ヴェゼルのハイブリッドは乗り心地がイマイチだからだ。ザックスのダンパーを使いこなせるようになれば、ホンダの乗り心地の上質感が大幅に向上すると思います。いずれにしろ日本車の乗り心地は少しずつ良い方向に向かってますね、と手応えを感じるようになってきた。

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