中国勢の台頭により欧州は我が国以上に厳しい状況となりつつある。なかでもドイツ崖っぷち
VWは世界全体で10万人規模の人員削減をしなければならない苦境に陥っている。ステランティスも4兆円を超える赤字決算。はたまたポルシェが9000人規模の人員削減を計画。一方、BYDはカザフスタンに乗用車組み立て工場を建設するようだ。フォードのバレンシア工場で吉利集団のSUV生産を請け負う。同じく日産もサンダーランド工場でチェリーを生産する方向。
デザインにも魅力を感じなくなりました
日本の”明日”は厳しくなってきたけれど、欧州の場合”今日”が脅かされ始めた。中国勢の進出によるものだ。欧州は日本と違い「中国嫌い度」が薄い。日本と韓国と中国の違いをしっかり認識している人って多くない。韓国車も中国車も日本と同じイメージで受け入れられているのだった。自動車メーカーのあるドイツやフランスが中国進出に反対したって欧州じゃ少数意見。
スペインやポルトガル、東欧諸国からすれば工場を作り雇用を生み出してくれればどこの企業だって大歓迎である。文頭に書いたカザフスタンは中国の西隣。中国から直接パーツを送り込める。生産拠点にすることで様々なシナジー効果を期待出来るだろう。はたまたアジアとヨーロッパを分けるトルコも重要な拠点になりつつある。遠からず中国勢の多くが進出するだろう。
そもそもVWやメルセデス、BMWに代表される欧州勢は中国で美味しいビジネスをしてきた。直近の中国市場の販売台数を見ると日本勢と同じく激減。それだけで大きなダメージを受けている。その上で欧州市場が厳しい。我が国は自国の市場を中国勢に持って行かれないだけマシである(だからこそ負けないよう頑張らないとならない)。アメリカも対中国バリアを作っている。
欧州勢を見ていると、モーターも電池もインバータも競争力無し。電池についていえば全て中国製か韓国製だったりする。電動系の信頼性も確保出来ていない。特に日本や東南アジアの高温多湿の使用環境下で心配だ。押っ取り刀でエンジンに回帰しているようだけれど、優れたエンジニアを中国に持って行かれてしまった。熱効率の低いエンジンでHVやPHEV作っても厳しい。
アメリカ市場に注力しようとしたら効率良くて滑らかでパワフルなハイブリッドが必要ながら、持っていない。八方ふさがりのように見える。中国勢から見ても欧州や周辺諸国は美味しい市場だ。我が国は自国とアメリカ市場を奪われる心配をしなくていい。1秒でも早く中国勢に勝てるコスパの高いクルマを開発しなければならない。我が国のストロングポイントは良品廉価です!
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現在の軽自動車規格をもう少し拡大(サイズ、エンジン等)して、海外に持って行きやすいかたちにしたらどうかなとら思います。
規格を決めてその中で競争するのは日本が得意とするところなので、拡大軽規格を定め、その中で追突安全性や、燃費も厳しく規定すれば、良品が出来るのではないでしょうか。
800cc位の高効率のエンジンを組み合わせたphevで屋根には展開式ソーラーパネル載せ自前でも充電可能としたワンボックスなんてどうでしょう。