欧州で発売となる日産ピクソ、BYDより安い価格を付けてくると思う。勝負になるかもしれません

欧州市場に於ける日本車のプレゼンスはサンライズならぬサンセット状態。トヨタを除き、赤字である。意地で撤退しないだけ。ハイブリッドを武器に何とか踏みとどまっているトヨタも、ここにきて中国勢のPHEV&レンジエクステンダーの猛攻を受けつつある。そんな中、何とかシェア低迷にブレーキを掛けるべく日産とホンダ、スズキが、小型の電気自動車を準備している。

価格は未公表ながら2万ユーロ(360万円)程度か

直近で発表されたのが日産の『ピクソ』。ルノーツィンゴの日産バージョンである。全長3796 mm×全幅1790mmというAセグのボディに中国仕様以外の日産車で初となる27.5kWhの中国CATL製LFP(リン酸鉄リチウム)を採用。81.6馬力のモーターで走らせる。航続距離はWLTP基準で259km。最大50kWの急速充電性能と、11kWまで対応する普通充電機能を持つ。

イギリスでは397万円

ホンダはイギリスでスーパーワンを発表済み。右ハンドルだし、エンジン車だと厳しい騒音/排気ガス規制などあり簡単に売れないものの電気自動車なら安全基準をクリアするだけでOKなのだった。95馬力で最高速134km/hの0~100km/h加速10秒となる。トゥインゴは130km/hの12.1秒なので少し速い。航続距離は同等。おそらく左ハンドル仕様も出して来ると思われる。

予想以上に話題となっているスーパーNを見たのだろう。スズキはeスカイを欧州市場に投入するようだ。だからこそ日本仕様のeスカイもスズキの軽自動車としては初めてとなるプリテン式リアシートベルトを採用している(ただし日本仕様は最上級グレードのみ)。車幅を100mmくらい広げ、2万ユーロを大きく下回る価格で出せれば相当のニーズがあると思う。

ちなみにBYDもピクソと同程度の航続距離と動力性能を持つドルフィンサーフというモデルを出しているが、420万円とい高い。ピクソの評価次第で値下げしてくる可能性もあるとはいえ、現時点で中国勢に勝てている。中国勢も中国からの輸入だと高い関税を掛けられている。欧州工場で生産するとなれば、中国よりはコスト高になる。日本車も勝負出来るかもしれません。

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One Response to “欧州で発売となる日産ピクソ、BYDより安い価格を付けてくると思う。勝負になるかもしれません”

  1. アミーゴ5号リリボーン より:

    国産EVの健闘を応援しつつも、EVバッテリーに中国製を採用している場合は、手放しでは喜べない天の邪鬼だったりします。

    BYDグループは、ラッコが不調でもトヨタやスズキにバッテリーを供給して保険をかけている。スズキの新型EVだって、BYDグループ製ですもんね。

    現在の国産車の中国依存率は、金額換算するとどれくらいなのかしら? 中でもEVは車種によっては結構高い割合なのでしょう、きっと。

    という訳で中国EVに対する日本人のアンチコメントは、まさに天唾そのもの。

    日本人ってそんな狭い了見だったっけ?と、なにやら虚しい今日この頃デス。

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