現代自動車のi20、すでに欧州で人気の兆候
落としたり上げたりの現代自動車ながら、今日は「上げ」です。新型の『i20』なのだけれど、素直にカッコ良い。少しプジョーに似てるっちゃ似てるけれど、このクルマに勝てるデザインレベルの日本車は無い。もちろん韓国人デザイナーの作だとは思えないが、リーフのデザインを採用した人より100万倍くらいセンスの良い人が現代自動車にいるのだろう。
しかもダウンサイジングターボからディーゼルエンジンに至るまで、欧州市場でニーズのあるパワーユニットを一通り選べる。欧州市場で全く人気に無いハイブリッドについちゃラインナップせず。無い無い尽くしの上、F1でマイナスイメージをまき散らしているフィットが勝てるワケありません。エンブレムのみホンダのHマークを潰したようで勝ってると思う。
さらに欧州市場じゃ絶対必要なWRCにも出ている。すでに新型ベースのWRカーを開発し、モンテカルロラリーから走らせるという。現代自動車は販売台数を伸ばしているけれど、さもありなん。当然のことである。2017年に復帰するトヨタは、現代自動車に一矢報いることが出来るだろうか? なんたって現代自動車はデビューイヤーに1勝しちゃってます。
今の日本勢に足りないのは「夢」やクルマ本来が持つ「楽しさ」の追求である。ここに気づいているの、唯一トヨタのみ。だからこそトヨタって強い。いや、元々強かったのに、引き離しに掛かろうしてます。ホンダや日産、マツダあたりは、そろそろ動き出してもいいんじゃなかろうか。スーパーGTをやってても、世界にゃ理解して貰えないです。やはり世界と戦わないと。
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