皆さんクルマやバイクを買ったら神社やお寺にお祓いや御祈祷して頂きに行きますか?
私の祖父は高知にある若一王子宮の神主(曾祖父も神主)。ヨメの実家筋も下石神井の御岳神社の神主ということもあり、どっぷり神道です。神道って厳密に言えば宗教じゃありません。宗教の条件となる経典も教祖も存在しないからだ。どんなものにも神様が宿る。ということでクルマ買ったら必ず御祈祷に行く。神様はどこにでもいるので、どの神社でもいいと思う。
ルーテシア・ラリー5は以前セルシオの御祈祷に行った三嶋大社へ。源頼朝が戦勝祈願をしたという歴史ある神社です。本殿で祝詞を頂くというオーソドックスなスタイル。「クルマはどちらですか?」と聞かれたので「競技車両のため持ってこられませんでした」。神様に時空はないので全く問題無し! 初穂料1万円でこ~んなに一杯お守りやお札を頂く。
ということで皆さん安全祈願しますか? 神社ならどこでもクルマの御祈祷をして貰える。スバル360を出雲大社で。トリシティ300は井草八幡宮に行きました。仏教も交通安全を祈って頂けます。キリスト教の場合、クルマの安全祈願ってあまり聞いたこと無い。強いて言えばイエス・キリストを肩に乗せた「聖クリストフォロのメダイ」でしょうか。
御祈祷や厄払いを推奨するワケじゃないけれど、私は不思議なチカラを信じる。ラリーをやっていると絶対「ラリーの神様っているな!」と思う。そもそも人間なんて運や縁で動くような気がしてならない。もちろん努力は一番大切ながら、それだけじゃないような気がしますね。古今東西、ヒトはそうやって不運を納得してきたんだと思う。
少し掘り込むと、神道に於ける神様の姿は少しばかり怖いケース多し! たいていの神社の所以を見ると「火山の厄災を納める」とか「洪水にならないように」みたいな内容。したがって「幸運」を御願いするんじゃ無く「不運」を可能な限り遠ざけてくださいというのが本筋だ。伊勢神宮など個人的な御願いは好ましく無いとされる。不運にあったら「これもラリーだ」と諦める。
「最近運が悪い」とか「事故にあった」みたいなヒトは自分が信じる対象でお祓いや御祈祷をして頂いたらいいと思う。不思議にココロが静まる。その際、怪しい宗教から100万円とか言われても(笑)、素直に支払わないように!
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御祈禱とかは行ったことはありませんが、旅行先とかで神社に行くことがあれば「交通安全」のお守りを買って車内に置いておきますね。
車1台の時までは、御祈祷してもらっていました。
2台になってからは、衝突除けのステッカー(お守り)をいただいております。