真夏の怪談その1 フェアレディZの登録台数、5月は67台。6月54台。そして「抽選!」のお知らせ~

発売から1年が経過したフェレディ乙ながら街中で見かけるケースは”ほぼ”ない。サーキットに行くと関係者が乗ってきているためけっこう見かけますけど。なぜかといえば極端に登録台数が少ないためだ。6月の登録台数54台。5月67台。年間1000台どころの話では無い。ちなみに6月はランボルギーニ87台。ベントレー79台。アストンマーチンの48台よりは多いですが(笑)。

日本での受注台数は6千台を超えていると言われているため、このままだと納期長くなります。どうしてこんな少ないのか? 聞いてみても全く解らない。広報によれば「情報が入ってこないんです」。生産現場に近い筋に聞くと「半導体などは足りている」。それじゃアメリカ最優先で配車しているのかといえば、そうでもないようだ。アメリカもクルマが無くて問題になっているという。

どうなってるんだ、と思っていたら、東京日産からお手紙が届いた。「2023年度販売方法についてのご案内」だという。内容は真夏の怪談らしく複雑怪奇。なんでも2022年に作った24台を抽選か、2024年モデル105台の抽選か選べと言う。「坊ちゃんはずれ~」の場合、購入優先権順位を教えてあげるということらしい。そして「注文をキャンセル」という項目もある。

ちなみに2024年モデルから値上げになるらしい(新価格は8月1日の13時発表)。すでに契約した人は値上げしないと言ってたのに。どうするか? とりあえず24台に応募してみます。24台のリストがあり、第三希望まで選べるようになっている。なんたって私は全額支払い済み。加えてここまでくれば面白さの方が先立つ。8月10日に抽選結果が営業担当から連絡あるという。

前述の通り私は全額支払い済みだし、値上がりはしないと言われた。2022年モデルの抽選に外れても、2022年の価格のままで買えるということなんだと思う。そしたら待っても損なしですワな。クルマを買うのも大変な時代になっちまいましたね~。アルヴェルを買うのもヤヤこしいとのこと。クルマ離れの要因にならないことを願います。

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6 Responses to “真夏の怪談その1 フェアレディZの登録台数、5月は67台。6月54台。そして「抽選!」のお知らせ~”

  1. アクシオム より:

    神奈川県内のディーラーでRZ34を昨年4月に注文しましたが、まだ注文確定していないので、ディーラーからは8月1日にNisomo追加発表と同時に行われる一部改良版になるので、再度注文書を取り交わすことを言われました。
    その際に、現在先着順で10月1日以降に生産される一部改良版の早い方になりますとのこと。なので、東京のように抽選にはなりませんと。
    ただし、再注文をする際に、Nisomoの抽選に応募することができ、抽選に外れても今までの標準車注文の先着順位は生き残るのと、昨年7月31日までに注文した内容は、再注文の時に変更が1度限りですが、可能になります。
    その際、グレード、ミッション、ボディカラー、トリムカラーの変更が可能。
    ボディカラーは、Z432オレンジが追加、トリムカラーは北米仕様に先行採用されたブルーがZ432オンレンジ含め10色でバージョンTとバージョンSTに限り選べることになっています。
    あとは、今年東京オートサロンで発表されたカスタマイズエディションのパーツが、ディーラーオプションとして購入可能になっています。

  2. natumenatuki より:

    工場勤めで、あった私からは、全く理解出来ない。私どもの工場は、蒸気ボイラーの、熱源で加工する為に、常時稼働が、効率的な為に、4部3直の、勤務体制で、一年中稼働していた。(勿論、労働組合も機能していた。)日産の栃木工場を、見学したことがあるが、確かに、大量生産のラインでは、無かった。ならば、せめて、3部の稼働を、すべきである。役員さんの目線が、顧客で無くて、別の方向を、向いているのであれば、無理かもしれない。せめて、副社長クラスが、栃木工場内で、寝泊まりまでも、すれば、全て解決すると、思うのは、性善説に、過ぎるか?

  3. トヨタ車ユーザー より:

    >なんたって私は全額支払い済み。
    契約してお金を払ったのに車が届かず抽選で、なんてもはや「ビック・モーター」の範疇ですね。

    私は違う理由で車の生産ができないことがネックになっている説を聞きました。ただこれも日経AT誌系の話がベースなのでどこまで本当かはわかりませんが、書かせてください。
    その問題のZいや乙を開発開始した時、日産とジヤトコは7速以上の大容量FR用多段ATを持っておらず、当時のアライアンスがあった(スカイラインもベンツのターボを載せていた頃)メルセデスから9速ATの設計(図面)と実物を買ったのそうなのです。しかし、日産として設計・成立性の説明ができないところは日産側として設計をし直し乙向けミッションを造った、と誌面で読んだのです。
    しかし、やっぱり元はメルセデスのATですからパーツを使わせてもらわなければならないところもあり、それが供給の面でネックになり生産ができないのではないか説が出て来ています。

    ま、それなら6MTの方を作ってくれたらいいとも考えます。しかし、ローンチスタート機能のようにMTといえどもエンジンとの協調制御は切っても切り離せない。(だからスカイラインの2Lターボは7ATごとベンツから買った)もしやMT車の制御もベンツから買ったとすれば、いまベンツとのアライアンスがうやむやな時期に安定して部品供給を受けられるかは定かではないです。ベンツ派だったゴーンさんは逃げちゃったし。

    ま、このように考えると、原因は半導体ではないけど生産できない怪の筋が通るわけなのです。

    アメリカでも引き合いの多い乙で収益に貢献しそうなもったいない話ですが、まあ企業同士のアライアンスが原因だったとしても、消費者には迷惑をかけないようにしてほしいですね。

  4. z151 サンバー愛好者 より:

    単純計算で年間700台生産見当でしょうか?
    仮に6000台のバックオーダーがあるとすると最後の待ち人にフェアレディZが届くまでには8年~9年掛かる?
    免許返納前の最後の一台とかで買った人がいたら、返納後にクルマが届くとかいうケースも有り得そうです。
    こういう生産台数が見込めないクルマの販売方法って難しいですね。
    フェラーリやポルシェなんかだと、既に何台も買って下さっている「上客限定で」話が行くとか。
    転売ヤーは混じらないでしょうし、俄(にわ)かな私みたいなのは仮にお金を持っていてもノーチャンスという現実は悔しいですが、(笑)妙な納得感はあります。
    日産に限らずこういうのはトヨタも正直ヘタだと思います。

  5. アクシオム より:

    RZ34の生産遅延原因は、いままで半導体が主原因になっていましたが、いまでは栃木工場から導入したインテリジェントファクトリーの塗装工程に問題があるようですね。
    ゆえに、アリアの生産も回復が遅れています。
    あと、バックオーダーの件ですが、注文された方はディーラーに行くと担当者から生産スケジュールが記載された資料を見せてくれます。そこには、昨年7月末までに注文を停止した時点までの台数を、2023年から2026年までに生産するスケジュールが記載されているので、日産としては受注した台数を2026年までに生産して納車するようです。
    Nismoに関しては、2023年内に200台販売し、2026年までに1000台販売することも併せてスケジュールに記載されています。
    本日、Nismoの発表日なので、本日以降さらに今後の販売に関する詳しい案内があるのではないでしょうか?

  6. 緋色@AP1 より:

    新型Z街中ではまず見ませんよね。

    会社近くのカーショップに1台(関係者かデモカーっぽい)
    奥さんが関連会社で働いているのですが、そこの駐車場には数台のZがあるそうです。

    生産台数が少ないが、あるところにはある・・・・・・「なんだかなぁっ」て感じです。

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